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「早春賦」に想う

(紅梅/不動岡公園・17日)
(紅梅/不動岡公園・17日)
 「立春」から2週間が過ぎました。
しかし、依然として、日中の最高気温が10度を下回る、厳しい寒さが続いています。昨日は、寒さのため、日中も小川の氷が解けませんでした。 

 そして、今日(18日)は、二十四節気の「雨水(うすい)」です。

この頃になると、気温が緩み、雪から雨に変わり、雪解けが始まるころ、といわれます。そして、春が忍び寄る気配を感じ、草木が蘇る―という時季です。

しかし、気象情報では、降雪の予報が出ています。まだ、実際の「雨水」は遠くにいるのか…?

 雪国で育った私は、この時期になると、思い出すことがあります。
あれは、確か中学生の頃だったか。薪ストーブが赤々と燃え、時々、炎にあおられ、薪がはじける音が聞こえてくる、静寂が漂う音楽室で、音楽の教師が奏でるピアノにあわせて歌った、「早春賦」の歌を。

 ♪春は名のみの 風の寒さや
 ♪谷のうぐいす 歌は思えど
 ♪時にあらずと 声もたてず
 ♪時にあらずと 声もたてず

 この歌の意味は多分、こうでしょう。
春とはいっても、未だ暦の上だけで風はとても冷たく寒い。 山の谷間に住む鶯は、春の歌を早く歌いたいと思っている。しかし、春には未だ程遠く、春の歌を歌う時期ではない。いまは、その時をひたすら待って、じっと寒さに耐え忍んでいる…。

 作詞した方は、長野県安曇野地方を旅し、早春の情景に感動して、作詞したといわれています。私が、少年時代、授業で早春賦を歌った頃は、音楽室の周りは、豪雪のため屋根まで雪に覆われ、外の景色はまったく見えませんでした。当然、春の気配など、まったく感じられない季節でした。

 それでも、立春が過ぎ、やがて春が来る――春を待ち焦がれる少年と少女たちは、その思いを胸に、音楽の授業になると、一生懸命、この歌を歌ったものでした。それが時空を超えて、今でも、私の記憶に、しっかり刻み込まれているのです。
2013/02/18

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