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絶滅危惧種 オニバスの花が綺麗

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 北川辺地区の飯積地内に、絶滅危惧種のオニバス自生地があります。いまの時季、オニバスの赤紫色の可憐な花が咲いて、訪れる人たちを楽しませています。

 オニバスは、スイレン科に属し、湖沼やため池などに生育する、一年草で大型の浮葉性の水草です。浮葉の直径は、条件がよければ2辰砲眄長するそうです。「オニバス」という名前は、浮葉の全体に鋭いトゲが生えていることに、由来するようです。

しかし、その花は赤紫色で、とても可憐に咲いています。私は、その可憐な花の姿に魅了され、すっかりフアンになりました。

 もともと、オニバス自生地は、1960年まで越中沼(えっちゅうぬま)という沼があったところです。そこには、オニバスなど水生植物が繁茂していたそうです。しかし、越中沼は水田開発のため埋め立てられ、オニバスは絶滅した、と考えられていました。

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 ところが1982年の水路改修工事、1989年から始まったパイプライン工事によって、地中で長期にわたって、眠りについていた種子が芽を出し、オニバスが目を覚ましたのです。

以来、地元の人たちがオニバスを守り育て、私たちが鑑賞できるわけです。

 オニバスの特性として、開放花と閉鎖花を作ることがあげられます。開放花とは、水面に現れる普通の花で、花びらを開いて咲く花のことです。

これとは別に、水中で小さなつぼみのうちに自家受粉して果実となり、種子を残しています―これを閉鎖花と称します。この種子は、何年もの間、水底の泥の中で生き延びることが出来ます。

 こうして、環境が著しく変貌しても、地中で生き延びて、絶滅の危機から身を守り、種の保存を図っていくわけです。まさに、オニバスが生存していくため、自然界の大いなる知恵といってよいでしょう。

それが、水路工事などを契機にして、土中の種子が芽を出し、突然オニバスの出現となったものです。

 全国的にみると、オニバスの生息地は300か所あったそうです。しかし、環境の著しい変化によって、現在では70か所程度に減少している、と推定されています。

 埼玉県内では、絶滅したと考えられていました。それが1993年、旧北川辺町で自生していることを発見。市内のオニバスは、埼玉県内で唯一の自生地となっています。貴重なオニバスを、何としても守り育てたいものです。


 私は昨日(1日)、北川辺地区の小学校を会場に行われた、加須市主催の総合防災訓練に参加しました。その帰路、少し時間があったので、2週間ぶりにオニバス自生地(オニバスの里)に立ち寄り、赤紫色の可憐な花を眺めてきました(2012/09/02)。

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