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国保税 所得減なのに税率引上げ

(梅・はなさき公園で13日)
(梅・はなさき公園で13日)

 国民健康保険(以下は国保)に加入している世帯は、非正規労働者や高齢者など、低所得者が多く占めています。しかも毎年、所得が減少しています。

 それなのに、今年4月から、所得に課税する国民健康保険税(以下は国保税)を引き上げる―市長が今日(15日)、国民健康保険運営協議会(以下は国保運協)に諮問しました。


 国保税の税率を改正する諮問の内容は以下のとおり。

―蠧世鵬歙任垢觸蠧棲筺憤緡典詆嬌駟)の税率を、現行7%から0.2%引き上げて7.2%に引き上げる。これによって、約4,300万円の増税となります。国保加入者は低所得者が多く、全体の約30%は所得ゼロ。所得割の税率引き上げで、増税となるのは66.4%の加入世帯です。

土地等の資産に課税する資産割の税率を、現行19%から4%引き下げ15%にします。この改正による減税分はマイナス4,000万円。資産割が課税されるのは60.4%の世帯です。

2雜酣蕊婉發硫歙埜妥抒曚髻現行の11万円から1万円引き上げ12万円とします。この改正で400万円の増税です。


 私は、国保運協に諮問された国保税の税率改正について、以下のように問題を指摘しました。

1.所得が減っているのに、税率引き上げの増税に異議あり!
 国保加入世帯の平均所得は平均1,139,818円(2014年)。前年に比較し、マイナス21,398円の減、△1.8%の減です。

 所得が減っているのに、国保税の所得割は0.2%引き上げ、総額4,300万円の増税です。高すぎる国保税に加入者は悲鳴を上げ、6世帯のうち1世帯が払えないでいます。そこに、所得割の増税は問題です。

2.国保税軽減の予算額を、2015年度は半額に減額。
 2015年度国保会計予算案は、国保税を軽減するため、一般会計から国保会計に繰り入れている額を、今年度と比較して半額に減額しています。

 その理由に、前年度繰越金が多く発生したことを上げています。しかし、一般会計繰入額と繰越金をトータルでみると、今年度と比較し、約2億円の減額となっています。

 これは、加入者1人あたり約7,000円に相当します。今年度並みの予算を編成すれば、国保税を加入者1人当たり、7,000円引き下げることが可能です。

3.消費税8%増税、米価暴落等で56億円の負担増と収入減が
 今年度は、消費税8%増税と米価暴落などで、市民は56億円の負担増・収入減です。

 その内訳は、◇消費税8%増税で27億円の負担増、◇米価大暴落で22億円の減収、◇年金引き下げ・医療費の患者負担増など社会保障が切り捨てられ、約7億円の負担増と収入減です。それなのに、低所得者が多い国保税所得割の増税には異議あり! です。
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4.市民のいのちと健康を守ることに予算は使うべき
 住民のいのちと健康を守ることが、市政の最優先課題。国民皆保険制度のもとで、市民のいのちと健康を守る=国民健康保険に、予算を最優先することは当然です。

 国保税の負担軽減に使った予算を、一体どこにまわしたのか。これから問われてきます。

 私は、国保税の税率改正の諮問に対し、以上のように問題を指摘し、「異議あり」と述べ、質疑を終えました。
2015/01/15

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