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市の時給 最低賃金9円上回るだけ

(初冬の季節・浮野の里で2日)
(初冬の季節・浮野の里で2日)

 加須市役所の時給は、最低賃金を僅か9円上回っているだけです。
私は、開会中の市議会・本会議(11月30日)で、官製ワーキングプアをつくらないため、時給を大幅に引き上げるよう求めました。以下は、その要旨です。


 いま加須市は、行政サービスを市民に提供するには、臨時職員など非正規職員がいなければどうにもならない、という状況です。

 市役所の職員は、正職員よりも非正規職員の方が圧倒的に多くなっています。
いま、市の正職員は742人(11月1日現在)。一方、臨時職員は801人(6月1日現在)。これから、臨時職員は市の業務上、さらに増加します。

 問題は、臨時職員の時給が低すぎることです。
いま、臨時職員の時給は880円です。一方、埼玉県内の最低賃金は、今年10月以降871円に引き上げられています。従って、加須市の時給は、最低賃金を僅か9円上回っているだけです。

 最低賃金を定めている最低賃金法は、その第1条において、「労働条件の改善を図り、もつて、労働者の生活の安定、労働力の質的向上」を図ることが目的です。法令遵守が厳しく求められる行政=加須市政が、最低賃金を数円上回っていればよい、というものではないでしょう。
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 私は次のように質疑しました。
「私は臨時職員の時給について1年前、50円引き上げるよう提案。ところが当局は、その半分以下の僅か20円の引き上げに留めた――そのことが今日、最低賃金とほぼ同じ時給に留め置かれている最大の要因です」と強調。

 さらに私は、質疑を続けました。
「これまで私は、市議会で貧困と格差、一生懸命働いても普通の暮らしができない、働く貧困層=ワーキングプアの問題を取り上げてきました。ワーキングプアとは、年収200万円以下の人たちです。

 加須市の時給880円で、1か月の収入と年収はどうなるのか。
中央最低賃金審議会の所定内労働時間――1か月173・8時間で試算すると、時給880円のフルタイムで、1か月の収入は15万2,944円。臨時職員にボーナスはないので、年収は183万5,328円に過ぎません。

 この収入では、文字通りのワーキングプアです。行政がワーキングプアを作り出しているので、まさに『官製ワーキングプア』です」と強調しました。
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 そのうえで私は、「加須市が官製ワーキングプアづくりをやめ、来年度、時給の大幅な引き上げを強く求める」と質疑しました。

 これに対し、藤原豊・総務部長は、「平成30年度の予算を編成するなかで、臨時職員の給与の見直しについて適切に判断してまいりたい」と答えました。


 そこで私は、時給880円では、普通の暮らしができないことを具体的に、以下のように示しました

 ◇時給880円の1か月収入――15万2,944円

 ◇1か月の支出
  ・アパート家賃    50,000円
  ・光熱水費      10,000円
  ・通信費       10,000円
  ・国民年金保険料 16,490円
  ・国保税       12,000円(1世帯平均、年間国保税 145,401円)
  ・食費        45,000円(1食500円で計算)
  ・小遣い        9,454円(1日当たり315円)
  *合計       152,944円
 
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 私は、上記の内容を示し、時給880円では、寒くてもマフラーや服は買えない、自動車は持てない、市民税も払えない、親戚付き合いもできないこと等を指摘。

 時給の大幅引き上げをつよく求めました。
2017/12/03

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