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決算委 審査は夜まで

(彼岸花・はなさき公園で19日)
(彼岸花・はなさき公園で19日)

 開会中の市議会は、決算特別委員会の審査に移り、2016年度一般会計決算を集中的に審査しています。

 決算委は今週、担当課長に出席を求め、3日間にわたり、市政全般にわたって詳細・集中的に審査を行ってきました。担当課長に対する質疑は、事前のヒアリングが一切なく、職員にとってはまさに「ぶっつけ本番」。咄嗟の判断が求められる緊張の場面です。議員は勿論、市職員の日頃の業務が問われる審査です。


■決算委 初日の審査
 決算委、初日の審査は、市税、マイナンバー、環境など。
質疑のなかで私は、貧困と格差の拡大、消費税8%増税が地方経済に重くのしかかっている実態を明らかにしました。

 市民のくらしでは、所得100万円以下が納税者の4割を占め、貧困と格差が広がっています。また、景気低迷が続くなかで、業者が事業に失敗して「夜逃げ」している事実。不況のため、法人市民税均等割(5万円)を納められません。特に、消費税8%増税によって、卸売・小売業が苦境に陥っています。

 さらに私は、審議会等の会議運営について改善を求めました。
市は、市民の意見・声を市政に反映させるため、市民に委員を委嘱し、審議会等を設置しています。

 しかし、審議会等によっては、会議で市の説明が1時間、市民が意見を述べる時間が僅か15分など、一体、何のための会議なのか、疑問符が付きます。私は、審議会を運営する基本として、市の説明は長くて30分以内。市民が意見を述べる時間を最低1時間は確保し、会議を民主的に運営するよう提言しました。

 この他に私は、マイナンバー、情報セキュリテイ、同和事業、決算監査など、市政の問題について質疑しました。

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■決算委 2日目の審査
 決算委の2日目は、福祉・医療・介護・保健衛生、ごみ処理、地域経済について審査しました。

 私は、障がい者福祉、国民健康保険(=国保)、後期高齢者医療、介護保険、公立学童保育の待機児童解消、雇用と地域経済などについて質疑しました。

 障がい者福祉では、市の実態調査をもとに、共生社会をめざし、企業による障がい者雇用の周知の必要性を提案しました。

 国保は来年4月から、埼玉県内63市町村を一つにする国保の広域化に制度が変わります。問題は、国保の広域化によって、国保税が大幅に増税されるのではないか? 大きな問題です。

 私は、県が実施した国保の広域化による第3回シミュレーション(先週14日)の結果、加須市が県に支払う納付金が33.6億円となり、これは2016年度国保会計決算の国保税25.3億円と法定外繰り入れ8.5億円の合計額33.8億円と同額であり、国保の広域化後も加須市は、現行の国保税で対応できる、と提起しました。

 後期高齢者医療の加入者は、約4,000人が1か月の年金15,000円以下の人です。
しかも加入者13,032人の約7割は所得ゼロです。保険料が払えない人の半数は生活困窮。保険証の取り上げや、短期証発行をやめるよう提案。高齢者の人権と尊厳を守るよう求めました。

 介護保険では、要介護認定者が所得を申告する際、所得から控除できる障がい者控除(一般・特別)認定書交付が対象者の41.4%にのぼります。在宅介護サービスを受けている高齢者のうち、低所得者に対する、利用料の軽減対象が全体の約3割を占めています。さらに私は、低い年金受給者などを考慮し、特養ホームに多床室の確保を提案しました。

 雇用と地域経済では、経済部が2016年度に実施した、「市内中小企業実態調査」に基づく取り組みを求めました。


■決算委 3日目の審査
 決算委の3日目は、道路や橋梁・排水・下水道などインフラ整備、非常備消防と防災対策、教育行政などについて審査しました。

 私は、インフラ整備、大失敗の開発事業、拠点避難所に断水時のトイレ備蓄、洪水時の水平避難、教師の長時間労働解消、子どもの環境と安全、余裕教室の活用、などについて質疑しました。

 教師の長時間労働について、私は、市教委に対して実態の把握を求め、その対策として.織ぅ爛譽魁璽澄柴各、管理者による厳格な勤務管理――2項目を求めました。

 子どもが過ごす環境が悪化しています。
2016年度、いじめは小学校43件、中学校31件。不登校は小学校6件、中学校64件。学校に係わることは教師などが解決に力をつくしています。

 ところが問題は別の所に…。
病気による長期休業は、小学校23人、中学校22人。この他に、「その他」という括りのなかに、学校と「無縁」な子どもが、小学生21人、中学生64人がいます。この中には、外国で暮らす子どもがいます。しかし、最も多いのが「親の無理解・無関心」。愕然とします…。

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■3日間の集中審査を終え、総括質疑へ
 これまで3日間の審査は、担当課長に出席を求め、委員が活発に質疑を行いました。3日間とも審査時間を延長し、1日目(20日)は夜7時まで、2日目(21日)は夜8時35分まで、3日目(22日)は夜8時45分まで審査しました。

 なぜ、決算委の審査が活発になったのか? 
決算委の委員は、各会派から選出された7人。うち5人は、私を含め、市民に開かれた市議会をめざし、市議会改革をすすめる市議会改革特別委員会の委員です。こうしたことが、活発な質疑につながっているのでしょうか。

 決算委の審査は、来週も続きます。
25日(月)は、委員が現地に出向いて審査する現地調査。続いて27日は総括質疑。委員会に全ての部長に出席を求めて質疑。続いて教育長、副市長、最後は市長に出席を求め、締め括りの質疑を行って、決算委の審査をすべて終了します。

 会期32日間におよんだ9月市議会は終盤、審議は佳境です。
2017/09/23

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