日本共産党
日本共産党加須市議会議員
小坂とくぞう
HOME
プロフィール
議会だより
活動レポート
コーヒータイム
お知らせ
リンク
議会だより
<< 戻る

高額介護サービス費引き上げ 異議あり!

(ラベンダー・未来館で20日)
(ラベンダー・未来館で20日)

 6月市議会が開会中です。

 私は昨日(20日)、日本共産党議員団を代表し、本会議で市民の立場から、1時間余り質疑を行いました。議案の中に、介護保険制度の「高額介護サービス費」を20%も大幅に引き上げ、それに伴うシステム改修経費を措置した補正予算があり、私が利用者の負担増を指摘し、批判しました。

 採決にあたり、党議員団を代表し、私が討論を行いました。その要旨は以下のとおり。





 第69号議案 介護保険事業特別会計補正予算(第1号)に関し、日本共産党議員団を代表し、介護サービス利用者の立場から意見を述べます。本案は、介護保険の制度改正に伴って、介護保険のシステム改修を行う経費を措置したものです。

 制度改正は、2点にわたっています。
そのなかで、2018年度から導入される、介護保険料算定に用いる合計所得金額の要件見直し――これは、高齢者が自宅などを売却した場合、長期譲渡所得や短期譲渡所得となって、所得に合算され、それが介護保険料の大幅な引き上げにつながっている弊害を取り除くもので、この措置は、むしろ遅きに失した、と言って過言ではありません。

 問題は、今年8月から実施される、高額介護サービス費における自己負担限度額の引き上げです。これは、市民税課税世帯の自己負担額を、1か月当たり現行3万7,200円を、7,200円引き上げて、限度額を4万4,400円にするものです。これは約20%におよぶ大幅な引き上げです。1人当たり負担増は、年間9万円近く(86,400円)にのぼります。
画像

 ところで、高額介護サービス費の負担限度額が大幅に引き上げられる、市民税課税世帯の収入とは、いったいどのような状況であるのか。この点が重要です。

 例えば、ひとり暮らし高齢者の場合、市民税が課税される収入は、公的年金収入は年間155万円以上です。1か月当たり13万円弱の収入です。

これに対し、介護サービスを受けている重度の高齢者が、高額介護サービス費の対象となります。

 ・個人負担が引き上げられ、1か月4万5千円の負担です。
 ・もしアパートに入居している高齢者ならば、家賃と光熱費だけで5〜6万円はかかるでしょう。

 残りの生活費は2万円台です。これで1か月の食費が賄えるでしょうか?
高齢者ですから、お医者さんの治療費も必要です――これが、高齢者が置かれている、厳しい暮らしを余儀なくされている、ほんの一端です。

 この間、介護保険は、軒並み改悪されています。
 
 ・特別養護老人ホーム入所を要介護3以上に限定、
 ・低所得の施設入所者の食費と居住費を軽減する「補足給付」の対象を縮小、
 ・介護サービス利用料を2割に引き上げ、今度は3割負担を強行しています。

 私は、以前も指摘しましたが、これでは高齢者に対して、「丸裸になって、あの世に旅立て」と言っていること、と同じではないのか? これが長寿社会を迎えている、高齢者に対する冷たい仕打ちと言わずして、どのような表現があるのか?
画像

 国会が閉会し、安倍内閣の暴走に対し、メデアの世論調査において、どの結果も安倍内閣の支持率が軒並み大幅に下落しています。不支持が支持を上回っている調査が複数あります。

 私たちは、高齢者が安心して暮らせる政治の実現をめざし、引き続いて力を尽くすことを指摘し、反対の立場からの討論を終わります。
2017/06/21

<< 戻る

埼玉県加須市東栄2-11-14 電話(FAX兼用)0480-65-3706
Copyright(c)2003,TOKUZO KOSAKA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。