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入所待ち280人 空き57床も

(芝桜・不動岡公園で26日)
(芝桜・不動岡公園で26日)

 家族の介護には限界があり、社会で介護を支える―介護保険をつくって今年は16年目です。しかし現実は、最愛の家族であった肉親を、介護疲れから殺す、無理心中する…凄惨な事件が後を絶ちません。

 介護施設の整備が求められます。しかし、せっかく整備した特別養護老人ホームに空きベッドが目立ちます。私が予算市議会・本会議(3月7日)で利用の促進を求めました。





 介護疲れから、最愛の肉親を殺してしまう殺人事件と無理心中が、埼玉県内で作年秋から今年にかけて、相次いで起こっています。

 介護施設の特別養護老人ホーム(以下は特養ホーム)を整備し、加須市内から介護疲れによる事件を起こさないようにする、未然に防止する―当然のことです。私が、こうした立場から、市議会・本会議(3月7日)で質問しました。



 いま市内で、特養ホーム入所を待っている高齢者は、今年1月時点で280人(うち要介護3以上が175人)にのぼります。
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 一方、市内の特養ホーム施設で、空きベッド数は57床もあります(今年2月)。この空きベッドを有効に活用すれば、在宅等で介護している人の負担を、軽減させることができます。

 そこで私は、以下の2項目を提案しました。
ゞき床情報を、年4回、定期的に、待機者に提供する。
空き床と入所待機者のマッチング統括者を配置し対応する。

 私の提案に矢嶋孝夫・福祉部長は、「定期的に市内特養の入所状況を調査し、その情報を待機者の方に直接提供するほか、高齢者相談センター窓口の活用など、入所を待っている方や入所が必要な方がスムーズに入所できるよう、情報提供に取り組んでまいりたい」と答えました。

 さらに私は、要介護者のケアプランを作成するケアマネージャーが、介護家族について、どのように感じているのか、調査結果を紹介しました。


 ケアマネージャーが、自分が担当した在宅の介護家族について、「介護疲れによる殺人が起きてもおかしくない」と55%が感じたと回答し、「実際に殺人が起きた」という人もいた(「毎日」2月28日付電子版)という、介護現場のきびいし内容を紹介。空きベッドの有効活用に統括者の必要性を提案しました。

 大橋良一市長は、「整備した施設がきちんと利用されるように、それぞれの立場にある方に話をしてまいりたい」と答弁。そのうえで、「施設管理者に聞くと、施設で介護して頂く職員数がなかなか埋まらないと、非常に嘆いておりました」と答えました。


 昨年秋から今年にかけて、埼玉県内では、介護疲れによる殺人事件・無理心中事件が相次いで発生しています(質問のなかで私が紹介…新聞報道から)。

●昨年10月、
 川口市の40歳の長女が介護疲れから67歳の母親の首を絞めて殺害。

●昨年11月
 深谷市の47歳の長女が、生活難と介護疲れから、認知症の81歳の母親と74歳の父親を連れて利根川で無理心中し、両親が死亡した事件。

●昨年12月
 鴻巣市の84歳の夫が「介護で将来を悲観した」として84歳の妻の首を絞め、殺人未遂で逮捕された事件。

●今年2月
 小川町で83歳の夫が、77歳の認知症だった妻を刃物で殺害した事件。逮捕された夫はその後、食事をいっさい拒絶して死亡。無理心中とみられている。
2016/03/28

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