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杭打ち偽装 再発防止策を提案

(加須市立学校給食センター)
(加須市立学校給食センター)

 今月10日に閉会した12月市議会で私は、加須学校給食センター(市内の町屋新田)新築工事を施工した旭化成建材が、杭打ち偽装を行なった問題を取り上げて質問しました。

 一問一答方式によって質問をすすめ、再発防止策を提案し、市長はじめ担当部長と議論を展開しました(本会議・12月3日)。

 大橋市長は、私が提案した再発防止策にそって、取り組む意向を示しました。以下は、その要旨です。





 先ず私は、以下のように質問をはじめました。

 横浜市のマンションで、旭化成建材による杭打ち偽装が発覚し、その偽装工作は業界全体にひろがり、深刻な問題となっています。根本的には、中立・公正な第三者による検査体制を確立すること、が求められます。

 加須市でも、旭化成建材による杭打ち偽装が発覚しています。
学校給食センターの新築工事で、杭打ち偽装が行われています。ところが、市の担当部署が杭打ち偽装を見抜けなかった――極めて残念、と言わざるを得ません。こうした現実に鑑み、加須市として、再発防止策を確立することが求められます。

 私は、このように指摘し、再発防止策として、以下の3点を提案しました。

第1は、偽装を見抜くことができるように、建設部の行政力量・水準を高めることを求めます。    この措置によって、施工の偽装や手抜き工事を未然に防止することができます。

第2は、公共工事を所管する担当部署の担当職員の力量・水準をさらに引き上げることです。
  いま市役所には1級建築士が5人います。そのうち3人は建築主事、適合判定士の資格をもっています。

ところで、1級建築士には専攻建築士と称される得意分野に分かれています。杭偽装は構造設計の分野です。それならば、構造設計ができる専攻建築士資格を持つ職員を養成することです。

第3は、工事の現場で施工を監理する「工事監理」を厳格に行わせることです。
  「工事監理者」は、施工業者が設計書の内容に適合した工事を行っているか、確認すること。さらに、施工業者から提出される品質管理記録について確認などを行う業務です。

 くい偽装が発覚した学校給食センターの新築工事には、工事監理の委託料として2,016万円を支出しています。

 今回の杭偽装を考えたとき、工事現場で施工を監理する「工事監理者」に対して、「委託検査規則」に基づいて、厳格に管理業務を執行させることです。この措置によって、偽装や手抜き工事などを未然に防止することができます。
 

 私は続けて、「結論からいえば、(市の)これまでのやり方では駄目だった。杭打ち偽装が見抜けなかった。それに加え、工事監理者に2,000万円を超える委託料を払いながら、偽装を見抜けなかった。しっかり監理出来なかった。ここを点検しなければならない」と強調。大橋良一市長に対し、再発防止策3項目の実施を迫りました。

 大橋市長は、「加須市立学校給食センターの杭工事で、施工データの一部流用があったことについて、市長として遺憾でありますし、市民に不安感を与えたことについて大変申し訳なく思っています」と陳謝しました。

続けて市長は、「お話にあります、それをきちんとチェックできる力量を職員も持たなくてはならない。そのため、研修も含めて努力を積み重ねてまいります」と答弁。さらに、「技術力量を引き上げていくことは職員に課せられた責務です。市長として、改めて職員の能力アップに意を用いていきたい」と答えました。
2015/12/16
(工事中の施設。このとき杭打ち偽装が行なわれた)
(工事中の施設。このとき杭打ち偽装が行なわれた)

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