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新・労務単価 受注者の調査を

(未来館周辺で12日)
(未来館周辺で12日)

 公共工事の人件費は、設計労務単価で積算されます。労務単価は2013年4月から今年2月まで、3年連続して引き上げられています。

 全国平均では13年度比で28・5%引き上げられました(国土交通省の説明)。

 問題は、引き上げられた労務単価が、公共工事の現場で働く技能労働者に支給されていないことです。

 私が9月市議会(9月14日・本会議)で、末端労働者への浸透を提案しました。





 加須市の公共工事は32億7,600万円です(2014年度の普通会計)。
公共工事の人件費は、設計労務単価で積算されます。この労務単価が、2013年4月から今年2月まで、3年連続して引き上げられています。

それでは、なぜ、引き上げられているのか。その理由は以下の3点です。

.瀬鵐團鵐絢注による労務費の著しい引き下げ
△海譴鉾爾辰胴事現場での担い手不足、若年労働者の減少
C楼茲覇始など生活インフラの維持管理体制ができなくなる懸念が出ていること

 ――こうしたことから、現在と将来にわたるインフラの品質確保、その担い手を中・長期的に育成・確保するため、取り組まれているものです。


 私の質問に、小暮弘・総合政策部長は、設計労務単価が建設労働者に「確保されるよう」、入札指名通知等に記載し、受注者には「新労務単価などの相談を総合的に受け付ける相談窓口」=「建設業フオローアップ相談ダイヤルのポスターを渡し、工事現場などで掲示をお願いし、一部、その掲示の確認を行なっています」と答えました。
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 しかし現実には、引き上げられた新・設計労務単価が、現場の技能労働者に支給されていません。

 新・労務単価が末端の技能労働者に支給されているのか。建設労働者が毎年、市内の公共工事の現場に出向いて、技能労働者・職人の労働条件について、聞き取り調査を実施しています。

 今年7月、大利根東小学校大規模改造工事の現場を調査しています。その結果、大工・左官・電工・防水工など、技能労働者に支給されている平均賃金は、1日当たり15,600円でした。

 これに対し、埼玉県の設計労務単価の平均は23160円です。従って、市内の公共工事の現場で、技能労働者に支払われている賃金は、平均7,560円も低くなっています。

 新・労務単価が、公共工事の現場で働く技能労働者に浸透しないことについて、私は、「労務単価のかい離を是正するには、実効ある対策が求められる」と指摘。そして、「その対策として、市が実態を正確に把握し、業者に対し動機づけが求められる」と提起しました。

 さらに私は、建設工事の入札参加資格者93社―実際に公共工事を受注した業者を対象に、アンケートの実施を提案。具体的に6項目について、市の調査を求めました。
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 これに対し小暮部長は、「設計労務単価の浸透について、各々の事業者に改めて何らかの方法で周知啓発してまいりたい」と答えました。

 私がさらに質問したところ、大橋良一市長は、「末端労働者・職人等にその効果が行き渡るように、市としてこれからその方向で、よりこの効果がきちんと浸透するような、そのような方策を様々な面でとってまいりたい」と答弁。私の提案について、実施を示唆しました。
2015/10/26

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