グローバル化のなかの中小企業問題

著者 :松丸和夫 監修/労働運動総合研究所 編

日本的豊かさに満ちた、中小企業振興への運動の広がりが見えてくる

 “21世紀は中小企業の時代”と言われながら、中小企業の環境は厳しさをますばかりに見える。この難局を突破する道はどこにあるのか? 新たな挑戦として注目を集める不況打開・地域振興の運動を具体的に紹介しながら、産業政策から若者の雇用、中小企業労働者の組織化の問題等々までくまなく検討。日本の中小企業問題の新しい特徴に切り込んだ意欲作。


発行 2005年6月出版
判型 A5上製 / 224 ページ
ISBN 4-406-03192-8
定価   2,310円 (本体 2,200円)
申し込み・問い合わせ先  新日本出版社03-3423-8402

目次・構成など

[目次]
序章 グローバル化時代の中小企業問題
松丸 和夫
第1章 グローバル化と中小企業の岐路
吉田 敬一
第1節 亡国の道をたどる日本型グローバリゼーション
第2節 持続可能な発展の道筋と中小企業の社会経済的役割
第2章 産業政策・中小企業政策と労働運動
植木 武人
第1節 グローバル経済下の産業政策
第2節 中小企業政策の新展開
第3節 中小企業政策と労働運動
第3章 雇用構造の転換と労働者の状態変化
金田 豊
第1節 雇用破壊と非正規不安定雇用の増大
第2節 不安定雇用増加とともに低下する賃金
第3節 下請関係の変化と雇用・賃金の変化
第4節 中小企業の長時間・過密労働と時間管理の変化
第5節 中小企業にしわ寄せされる労働災害
第6節 悪化する中小企業労働者の生活
第4章 不況打開、地域振興運動と新たな挑戦
中島 康浩
第1節 地域経済振興をめざす労働組合と業者―共同の取り組み
第2節 リストラ反対、雇用と地域経済を守る運動
第3節 住民サービスと地域を守る共同の運動
第5章 中小企業労働者の要求闘争と組織化
小林 宏康
第1節 労働組合運動の現状、低迷の中に再生の萌芽
第2節 労働条件底上げと要求闘争の新たな展開
第3節 「提案型労働運動」と新たな労使関係の探求
第4節 「中小企業・不安定就業」労働者の組織化
第6章 「企業の社会的責任」と労働組合運動
平澤 克彦
第1節 「企業の社会的責任」と労働組合
第2節 社会環境の変化と「企業の社会的責任」
第3節 「社会的責任」の内容とその実態
第4節 「企業の社会的責任」と労働組合の課題
第7章 若者と中小企業の雇用創出
松丸 和夫
第1節 「若者」問題の今日的特徴と中小企業問題
第2節 長期化・不安定化する「移行期」にある若者
第3節 若年就職者にとっての中小企業の魅力
第4節 労働運動の担い手としての青年労働者
第5節 労働運動における「世代」連帯と雇用創出
終章 財界戦略と労働運動の構築
坂田 晋作
第1節 もうひとつの日本をつくろう
第2節 時代の本流としての労働運動
第3節 政党・政権論と労働運動の課題
特別編 中小企業行政の実態と問題点 ―OBの手記―
江戸川 太郎
第1節 中小企業庁三十数年間の経験とその中で感じたこと
第2節 中小企業庁の行政(官僚)機構などの概要


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