労働総研ニュース No.228・229 2009年3・4月



目   次

・解雇規制と失業保障、雇用創出のための緊急提言(要旨)
・提言の発表にあたって
・解雇規制と失業保障、雇用創出のための緊急提言
・研究活動・事務局日誌




 労働総研は、3月5日、厚生労働省記者クラブと三田クラブにおいて、「解雇規制と失業保障、雇用創出のための緊急提言」を発表した。以下の文章は記者発表用の全文である。


解雇規制と失業保障、雇用創出のための緊急提言

2009年3月5日
労働運動総合研究所(労働総研)




第3回常任理事会報告

 労働総研2008年度第3回常任理事会は、全労連会館で、2009年1月24日午後3時〜6時まで、牧野富夫代表理事の司会で行われた。

 冒頭の研究会は、大槻操氏の「政府の2009年度雇用・労働予算」の報告を受け議論した。

J 報告事項

 大須眞治事務局長より、「〈試算〉非正規雇用の正規化と働くルールの厳守による雇用増で日本経済の体質改善を」および「首都圏最低生計費試算」の発表について、研究所シンポジウム「人間的な労働と生活の新たな構築をめざして」および「最低生計費」を考えるシンポジウムについて、若手研究者研究会について、「年越し派遣村」への協力、1月10日に開催した解雇規制と雇用・失業保障のための緊急政策提言懇談会についてなどが報告され、了承された。

K 協議事項

  1. 事務局長より、入会の申請が報告され、承認された。

  2. 牧野代表理事より、研究所プロジェクト(「人間的な労働と生活の新たな構築をめざして」)の具体化について、論点整理のためのシンポジウムを続けていくことなどが提案され、討議をおこなった。

  3. 熊谷金道代表理事より、共同プロジェクト(「こんな地域に住みたい」プロジェクト)の現状と今後について報告され、討議をおこなった。

  4. 研究部会の確定について、またディスカッシションペーパーやアニュアルリポートの発行について事務局長より報告され、承認された。

  5. プロジェクト・研究部会代表者会議について事務局長より提案され、テーマや時期などを討議した。本年度は3月28日に開催することとした。

  6. 「解雇規制と失業保障、雇用創出のための緊急提言」について、大木一訓代表理事から骨子について、事務局長から作業の進め方と日程について報告され、討議をした。

  7. 20周年記念事業の一つとしての「労働総研賞(仮称)」の創設について前回に引き続き討議され、検討委員会によって検討していくこととした。

  8. 編集委員会報告について、藤田実編集責任者から提案され、承認された。

1・2月の研究活動

1月19日 中小企業問題研究部会
  20日 賃金最賃問題検討部会
  28日 労働時間・健康問題研究部会
2月16日 女性労働研究部会
  17日 賃金最賃問題検討部会
  18日 中小企業問題研究部会(公開)
  19日 国際労働研究部会

1・2月の事務局日誌

1月8日 全労連新春旗開き
  10日 解雇規制と雇用・失業保障のための緊急政策提言懇談会
  22日 坂内さんを励ますつどい
  24日 第3回常任理事会
  31日 JMIU結成20周年記念レセプション
2月14日 全教定期大会へのメッセージ