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市議団市政アンケートに寄せられた要望(第2弾)

 日本共産党小金井市議団が取り組んでいる市政アンケートへの回答が、いつにも増して多くなっている。それだけ市政をはじめとした政治に対する意見・要望が多くなっていることを表していると言える。

 もちろん、なかには日本共産党への注文や批判もある。市政の問題でも、共産党市議団の考えと異なるものも記載されている。しかし、これを機会に共産党に一言いってやろう、ダメもとでも言っておきたいことがあるという、ある意味、普段、耳になかなか入って来ない声であり、その意見・批判は素直に目にすべきものと思うところである。

 緊急事態宣言が発令されているもとで、いま私が取り組んでいるのは、市政アンケートに寄せられた意見・要望のなかから、カーブミラーの設置や道路状態の改善などを現場に行って実際に確かめ、写真に収めて地図を添え、担当部局に対応を求めるという作業である。

 現場に行ってみて、これは難しいな、記されているほどでもないな、すでに改善されているようだ、といったものもなかにはある。それでも担当部局に出向き、見解を求めるという作業を行なっている。

 制度の改善や制度の新設に関わることは、現況の制度を調べることから始めることになるので、一定、時間が必要になる。そのため、まずは道路問題からスタートしているという具合である。

 回答されている年代は20歳台から90歳台まで様々である。年代によって要求・要望は異なり、相反する意見(例えば駅前開発や都市計画道路問題など)も登場する。それはやむを得ない部分だと思う。読みながら、頷く私がそこにはいた。そのなかから、20代・女性の非正規雇用の声と、60代・男性の非正規雇用の声を紹介したい。

「税金を何に使ってるのか全部知りたいです。ここに書くのはおかしいことだと思いますが、払う義務があるのだから、知る権利があると思います。知って何になるとは思いませんが、詳細がわからないまま払いつづけたくないです。納得して、安心して収めていきたいです」「どうして、もらえないとわかっている年金を納めないといけないのかわかりません。納めた分、返ってくるならわかりますが、少ない額になって返ってくるのに納めるくらいなら、同じ額を自分の口座で貯金した方が明らかに自分の為です。社保・年金・所得・住民税。払うものも額も多すぎて、生きるために働いているのか、働くために生きているのか、わかりません」。(20代・女性の非正規雇用)

「私は22歳で正社員となり、33歳で退社してフリーランスとなりました。そのため、厚生年金の受領額と国民年金あわせて、1年で120万円足らずです。68歳となった今も非正規で働いていますが、食べて家賃を払い光熱費を払えば、カツカツです。42歳で離婚し独居です。少ない年金から市都民税、健康保険税、介護保険料が天引きされ、2カ月分の年金は13万円。これでこの先、暮らしていけるのか不安です」。(60代・男性の非正規雇用)

 アメリカ、中国に次いで世界第3位の経済大国・日本。いまこの国は、富める者と貧しき者との格差がどんどん広がっている。「生きるために働いているのか、働くために生き
ているのか」「これでこの先、暮らしていけるのか不安」多くの人々が抱えている悩みと声である。

 PDFファイル「市議団市政アンケートに寄せられた要望[前原、貫井南を中心に]第2弾」

(2020年4月20日付)

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