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日本共産党演説会
 2月24日(日)夜、小金井市民交流センターの大ホールで、党政策委員長の小池あきら氏を招いて、小金井市議選に向けた日本共産党演説会を開催した。従来の市議選に向けた演説会は小学校の体育館で行なっていたが、政治活動には使わせられないとの理由で借りることができなくなり、やむなく570人余も入ることのできる施設を借りることとなった。

 参加人数は350人弱。客席の2階部分には人を入れずに1階のみとしたこともあり、1階部分の8割は埋まった感じ。市民交流センターの大ホールは客席と舞台がとても近く感じられ、壇上の演壇から見ると、一人ひとりの顔が実に良くわかる。ホールの客席全体はこじんまりとした雰囲気である。一方、舞台上は広く、客席から見る舞台のイメージと実際の舞台とには、おそらく相当な開きがあると思われる。その広い舞台のすみっこで、小池あきら氏と私たち4人の市議会議員、そして手話通訳者は、演壇であいさつする人を横に見ながら自分の出番を待っていた。

 私のあいさつの主眼は「日本共産党市議団の値打ち」。というよりも、そのように命名させていただければというのが、本音。それを話せと指示されたわけではなく、あいさつ原稿をつくっていくなかで、自然にそのようなものになっていったということ。よって、全体が市議団の値打ちになっているのではなく、部分部分に入り込んでいるという程度である。そのあいさつ原稿を本来ならば暗記して、客席に向かって堂々と話したいところであるが、なにしろ原稿が仕上がったのが当日の午後3時とあっては、いかんともしがたい。原稿とにらめっこの8分であった。 ※以下に私のあいさつ原稿を掲載します

(2013年2月25日付)

板倉真也のあいさつ原稿

 6期目に挑戦をいたします、板倉真也です。3日前に54歳になりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 みなさん、毎日のくらしはいかがでしょうか。国保税や介護保険料、後期高齢者医療保険料がのきなみ上がり、今年の秋からは年金も減らされます。なのに収入は増えず、お金は次から次へと出て行くばかりです。これでは生活はたまったものではありません。

 フトコロが厳しくなるのに合わせて、お店の売り上げも減ってきています。しかも、駅前開発によってイトーヨーカドーができ、ますます商店街はさびれています。武蔵小金井駅南口の文房具屋さんは「売り上げが3割減った」と述べ、本屋さんは「イトーヨーカドーにも、駅前のビルにも本屋ができて、大打撃だ」と嘆いています。これが、稲葉市長や自民・公明・民主がすすめている「まちづくり」の実態です。

 いま、日本は高齢化社会に向かっています。小金井市でも来年には、5人に1人が65歳以上になると言われ、それに合わせた「まちづくり」が必要になっています。けれども商店街がさびれ、お店が次々となくなっていったらどうなるでしょうか。前原町の1・2丁目には商店がありません。そのため、自転車やバイクに乗れないお年寄りは、往復 200円を払ってココバスに乗り、駅前まで買物に出かけざるをえなくなっています。

 貫井南町の電気屋さんは「消費税分をまけてほしいと、何人ものお客さんから言われる。それに応えないと、ヤマダ電機やコジマ電気などの安売りの店に行かれてしまうので、やむなく消費税分を負担している」と嘆いています。市内の業者はエアコンやテレビ、冷蔵庫などが故障したりおかしくなったりしたら、すぐにとんできて対応してくれます。でも、お店がなくなったらどうなるでしょうか。高齢化社会になるというのに、困ってしまうのは私たちではないでしょうか。

 ですから私は一貫して、市内の商店街を応援する政策を具体化すべきだと要求し、歩いて買物に行ける「まちづくり」をすすめるべきだと呼びかけています。同時に、小金井市の発注する仕事が優先的に市内業者に行くようにと、契約方法の工夫・改善や仕事の分離・分割を行ない、市内の多くの業者が受注できるようにと頑張っているわけです。

 でも、消費税がこれ以上あがったら、もう市内の業者も地域の商店もやっていけなくなります。ですから、来年4月の消費税の増税はぜったいにくい止めなければなりません。この市議会議員選挙で日本共産党の得票を大きく伸ばして4人全員の当選を勝ち取り、夏の都議会議員選挙、参議院選挙で日本共産党を躍進させて、消費税増税を断念に追い込もうではありませんか。私は全力を上げて闘ってまいります。

 私はこの4年間だけでも、みなさんと力を合わせて、さまざまな要求を実現させてきました。貫井南センターにエレベーターをつくらせ、前原町の西の台会館にコピー機を設置させ、市内の小中学校全ての教室にエアコンを設置させました。エアコンを設置せよと求めたのは、2010年の12月議会です。その年の夏は大変な猛暑で、7月ともなると教室の壁に付けられている扇風機が、教室の中の熱風を、かき回すという状態でした。

 当然に誰もが「エアコン」を要求してくるだろうと思ったのですが、フタを開けてみると、要求したのは日本共産党だけでした。私の質問に対して稲葉市長は「暑い時には暑いことを、寒い時には寒いことを体験するのも教育」と述べました。しかし学校教育部長は教室の実態を知っていますから、「東京都の補助金が付くのであれば、可能ならば対応したい」と述べました。

 質問してからわずか3カ月後に予算が付き、全ての教室にエアコンが付くようになりました。しかも、段階的にではなく一斉に全ての教室に付けられました。道理ある当然の要求は、稲葉市長がいくら駄々をこねても、前進せさることができるんです。それを行なえるのが日本共産党の4人の市議団です。

 お年寄りの孤立死・孤独死が社会問題になっています。ところが小金井市は、高齢者宅に週3日、牛乳を配達して安否を確認する「ひと声訪問牛乳」に所得制限を導入して、牛乳をもらえる人数をそれまでの 780人から 420人に減らしてしまいました。減らされた金額は 430万円です。地域の商店街を壊滅状態に追い込む駅前開発には何十億円も使いながら、わずか 430万円を削減するために「ひと声訪問牛乳」を改悪する、こんな市政運営は断じて許すわけにはいきません。お年寄りが安心して暮らせるように、「ひと声訪問牛乳」を充実させようではありませんか。

 日本共産党市議団は、みなさんの切実な願い実現のために、議員提案権を使って条例提案を積極的にすすめています。この10年の間にも、私立幼稚園の保護者補助金の増額、都市計画税の減税、小学校入学前までの医療費の完全無料化を実現させてまいりました。そして、いま開かれている2月定例議会では、さきほど関根議員から報告がありましたように、1年前の4月から値上げされた認可保育園の保育料を、値上げ前に戻させることができました。

 この仕事、日本共産党市議団がいなかったら、けっして実現できませんでした。みなさんの切実な願いをなんとしても実現させようと努力する、日本共産党の一員だからこそ、4人の市議団は全力で頑張ることができるわけです。

 私は、小金井市が、いつまでも住み続けたいと思ってもらえる街へ、いつまでも住み続けられる街へと、していかなければならないと願っています。ですから、地域では自治会や防災会の仕事を行なうとともに、暮らしを応援する市政に変えるために全力で頑張ってまいります。

 そのためにも、私、板倉真也をなんとしても市議会へ送っていただきたいんです。最後まで全力で頑張ります。どうぞ、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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