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2013年3月議会の中庭次男議員の一般質問D【健康診査について】

<中庭議員質問>
市民の健康を増進し、医療費の削減のためにも、40歳から74歳までの市民を対象とした特定健康診査受診率の向上がもとめられています。
しかし水戸市の特定健康診査の受診率は21%で県内最低で、常陸大宮市よりも30%も低い状況となっています。
また受診率もこの3年間で水戸市は1.2%後退しました。
一方で、日立市は4.6%、土浦市は県2.1%向上しました。
そこで水戸市の特定健康診査受診率の向上のため、地区ごとに特定健康診査の必要性の説明会の実施をもとめます。
水戸市が未受診者に行った戸別アンケート調査で受診しなかった理由は、病気の自覚症状がない、仕事がいそがしいなどの回答がよせられました。
そこで地区ごとに受診率向上のための自治会長、保健推進委員などが参加した対策会議を開催してはどうか。
保健センター、保健推進委員との連携の強化し、未受診者には保健センターの保健師が戸別訪問をすべきではないか。
未受診者への保健師の訪問件数は何件か。
どのような受診勧奨をしているのか。

<保健福祉部長答弁>
本市の特定健康診査につきましては、平成20年4月に策定いたしました「特定健康診査等実施計画」に基づき、受診機会の拡大、受診しやすい環境づくりなどに対応しながら、実施してまいりましたが、その受診率は国が定めた目標値を大きく下回っている状況にあります。
このため、今年度策定の今後5年間を計画期間とする「第2期特定健康診査等実施計画」の案においては、これまでの実施状況や課題を踏まえ、9項目にわたっての受診率向上策を盛り込み、なお一層の特定健診の受診率向上を目指すこととしております。
これらの向上策の中では、地域ボランティアや関係団体と連携し、健診の必要性や重要性について周知・啓発するとともに、家庭訪問による受診勧奨を更に拡大して引き続き実施する予定でおります。
なお、今年度の実施状況でありますが、未受診者の多い地域において、702件の戸別訪問を行うとともに、経年未受診者を対象にハガキ通知による受診勧奨を実施したところであります。

<中庭議員質問>
特定健康診査やガン検診の自己負担を無料とすることを求めます。
特定健康診査とガン検診を実施すると7,200円の自己負担となる場合もあります。費用がかかることが壁となっています。

<保健福祉部長答弁>
健診の自己負担金につきましては、受益者負担の考え方により一部負担をお願いしている中、非課税世帯の方などを対象に、経済的負担軽減の観点から、全額免除や減額の措置を講じておりますが、実施計画にもありますように、更なる受診率の向上を図るため、特定健診、がん検診それぞれの制度の特性を見極めながら、今後の自己負担の在り方についても検討してまいります。

<中庭議員質問>
特定健康診査受診券は毎年6月に発送されます。
翌年の2月末まで使えますが、その間紛失する人も多く、受診の妨げとなっています。受診券がなくとも受診できる方法はないのか。
また、集団検診会場となっている市民センターへの送迎バスの実施をおこなってはどうか。

<保健福祉部長答弁>
受診券をなくすこと及び健診会場への送迎バス運行につきましては、受診券発行に関して国が基準を定めていることや、利便性を考慮して、保健センターをはじめ各地域における市民センターを健診会場としていることから、これらの実現は難しいものと考えております。

<中庭議員質問>
国保年金課の健診係の増員をもとめます。

<保健福祉部長答弁>
国保年金課の健診医療係職員の増員についてでありますが、特定健診及び特定保健指導につきましては、健診医療係の職員に加え、保健センターの保健師を国保年金課職員に兼務発令し、実施しております。
今後とも国保年金課と保健センター職員の連携を図りながら、特定健診の受診率向上及び円滑な事業実施に努めてまいります。

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