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定例議会最終日に討論
今日、大田区議会は2010年第2回定例会が終わりました。
私は、こども文教委員会で区民からの陳情が不採択された委員長報告に反対の討論を行いました。(以下は討論内容です)
日本共産党大田区議団を代表して、不採択とした委員長報告に反対の討論を行います。
22第32号 馬込地区に区立保育園用地を購入するよう要請する陳情は、馬込地域の車両工場跡地を購入して保育園を新設して欲しいと言う陳情です。
この土地は元の地主に売却されたとのことですが、今大田区の保育状況は、定員を増やしたにもかかわらず、今年度も402名の待機児が出ています。共働きしないと生活ができない、子どもが生まれても働き続けたいなど、入園希望者が大変多くなっています。
また、申し込んでも入園できないからと申し込まないという潜在的待機児は待機児数の何10倍もいるといわれています。
東京都が低い賃料で土地を貸し出し、世田谷区がグループホームの建設を進めています。町田市では、既存施設の改修や新築で全国で初めての「20年間機関限定認可保育所事業」で6園新設しました。新宿区では、300戸以上のマンションを建設する事業者に対し、保育園設置に協力を求めるなどさまざまな工夫・努力がなされています。大田区も積極的に土地の取得、賃借などによる認可保育園の増設に努力していただきたいと思います。陳情は採択すべきです。
22第35号 区立小・中学校における少人数学級実施を求める陳情は、区内の学校でもチームティーチングだけでなく、学級規模を縮小して欲しい。東京都に全学年で30人以下学級の実現を働きかけて欲しい。また、区独自に実施して欲しいという陳情です。
少人数学級はすでに東京都を除く46道府県で実施されてきました。実施した自治体では学習指導の面からも生活指導の面からも効果があると報告されています。唯一残っていた東京都も都民の粘り強い運動と全国の少人数学級の流れの中で、やっと思い腰を上げ、小学1年生と中学1年生に限定して39人学級に踏み出しました。
学級規模を縮小するのかチームティーチングなどの方法をとるのかは自治体に委ねるということでしたが、大田区は学級規模を縮小するという方法はとりませんでした。
理由は都の来年度の方向性が不透明であること、教室が不足で学級数を増やせない学校が出ると、学級規模縮小ができる学校とできない学校間で不公平になるからとのことでした。
学校の要望も聞かずに学級規模を縮小する方法は選択しないという一方的な通知まで出したことは問題です。
日本共産党区議団が調査したところ、他区では学校現場の声を尊重してそれぞれ学級規模縮小、チームティーチングの方法をとられたようです。
大田区では、対象校の要望を聞くことも教室が足りるのか足りないのかの調査もしなかったということで大変残念です。
また、大田区はこの間小学校の統廃合を進めてきました。このことはこれからの少人数学級の時代の流れに逆行するものです。統廃合を進めた「大田区立小・中学校の規模、適正配置」の方針は見直しすべきです。
教育現場の声を大事にしていくことが児童・生徒により良い教育環境を提供することにもなると思います。東京都が検証するということですが、大田区としての検証も必要です。東京都がせっかく足を踏み出したのですから、大田区も児童・生徒、保護者の願いに応えるべきで陳情は採択すべきです。以上で討論を終わります。
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