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保育士が足りない
大田区は、区立保育園を民間委託するので保育士は足りるということから、2003年度から区立保育園で働く正規の保育士の採用をしていません。ところが、想定した数よりも普通退職、病気休職、育児休業などで正規保育士が不足しています。
区は、正規保育士の代わりに非常勤保育士を増やして延長保育などに対応してきましたが、子どもの命をあずかると言う責任ある仕事なのに、賃金が安い、社会保険や賞与、昇給、退職金もないなど身分も不安定な非常勤職員は、応募者が少なく、毎年不足しています。近隣の自治体に比べても時給など待遇が悪いことが応募者が少ない原因になっているようです。
区は今年度、保育士不足を乗り切るために「派遣保育士」を導入することを決め、派遣会社と契約を取り交わしました。しかし、「募集したが集まらない」ことから、人材派遣会社が契約解除を申し出て違約金約200万円を支払うという前代未聞の事態となりました。
このような事態をもたらしたのは、大田区がこの間進めてきた行政改革で職員削減をしてきた、特に福祉の現場で必要な職員を減らしてきたことにあります。いま、保育の現場では、「子どもたちが散歩に行けない」「保育士が疲れきっている」夏休みも取れない」など深刻です。
子どもたちに豊かな保育を提供し、保護者が安心して預けることができる保育体制が緊急に求められています。
問題解決のためには、必要な正規保育士を増やすことと同時に非常勤保育士(臨時職員含む)の待遇改善を急ぐことです。
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