<<
戻る
★西原図書館建て替えで再度説明会
計画の見直しはせず、区民無視の姿勢に呆れの声も
四月三〇日水曜日、午後七時よりせせらぎの大会議室において「西原区民複合施設基本計画(案)」の二回目の説明会が行われ、約四〇名の住民が参加しました。
区側からは松井副区長をはじめ、四人の部長と六人の課長が説明員として出席しました。
最初に前回(四月九日)に開かれた説明会でだされた疑問、要望にたいして区の考えを副区長が中心となって説明しました。
副区長は建替えにより蔵書が一万七千冊も大幅に減ることに対して「原宿に建設予定の中央図書館を中心に区全体で九〇万冊の蔵書をネットワークで結ぶことによりサービスは低下しない」ことを強調し、建替えによりエレベータ設置、書架間隔を広げることなどで快適になること。また二年前に行った玄関工事のあとにすぐに建替えるのは無駄ではないかということに対しては「福祉のまちづくりとしてバリアフリーを急遽行う必要があった」。敷地内の桜の木を残してほしいということに対しては「幹、根元まで腐朽しており伐採する」。図書館単独で建て直してほしい、なぜ出張所などを取り込むのかということに対しては「出張所の老朽化、バリアフリー、耐震化が必要なため複合施設として計画」したなどの大まかな説明の後、質疑応答になりました。
内容いっさい見直さず
住民A「前回と同じ内容、私たちの意見を聞いて見直してほしいということを言ってきた。図書館は公共的なものでニーズよりも大切なものがある」「区自体のやり方が問題、図書館のあり方そのものをネットワークシステムで変えるというが私たちの意見をどこで聞いてくれたのか」
副区長「図書館利用者だけでなくいろいろなところで区民の声聞いている、この計画について十一月二十一日に発表した、ホームページにも載せた、計画自体についてあとから意見を承知している。(いまは基本計画)実施計画の中で要望を聞くこともあるので、この場で意見ききたい」
都合の良い話だけするのはやめろの声
住民B「近隣の者です。桜は厚生するため近所で手入れをしてきた。私は毎日見ているが非常に元気になってきている。工事に都合が悪いから切るのではないか、文書だけで判断するのではダメだ。副区長は木をみていないでしょう?いまのやり方は(国民を無視する)国と同じだ」
区「現状確認したい」
住民C「近隣のものです、副区長は現状を全く知らない。二年前の工事はバリアフリーではなく駐車場つくるための工事、そのなかで車イスが入れないと住民が発言していまの状態になった。最初からバリアフリーのためではない」
中央図書館長「二年前の工事はスロープと荷捌きスペース、フェンスの取替えで複合的な工事、目的はバリアフリー…」(「都合のよい話だけするのはやめろ」との声、拍手)
住民D「図書館ネットワークとは区民がいつ要望したのか」
副区長「要望ではなく、サービス向上のために…、様々な要望に応えるためのネットワーク化」
住民D「工事のために図書館が二年も使えない、(団体利用の会議室を地下に設けるが)働いているものは団体に入れない、図書館は誰でも利用できるから図書館を充実してほしい」
住民E「図書館の役割について認識がちがう、ネットワークシステムは読みたい本があるという前提でないといけない。図書館は部数がでない専門書や学術的な本を所蔵し提供することに意味がある、知らない本との出会いの中で見識を深めていくそれが図書館の役割。私は区内のいろんな図書館を回ったが西原はいい本が多い、蔵書をへらすべきではない」
住民F「図書館前の六メートル道路は五年前にできた。その基準でできる初めての公共施設。緑化をいうが南側に木が少ない、駐輪場も少ない、建物を大きくして回りが狭くなっている」
区 「結果は約束できないが設計変更が実施設計にあればお知らせする」
住民G「前回から説明会に参加しているが、高齢者ネットワークサポート事業のあり方を聞いて高齢者施設との連携が不可欠と思う、図書館になんでも押し込めるのではなく高齢者施設のほうが有用ではないか。サポート室が図書館にあるのは理解できない」
区「特養のけやきは満杯、せせらぎの会議室は年間四百九十四回使用しておりネットワーク利用は難しい」
住民H「参加している幹部が増えただけで内容は変わっていない。住民の意見聞いてではなく、区で一方的につくった計画を釈明するだけなら意味がない」「町会には説明している、なぜ町会だけなんですか?全体でやるべきです。出張所の敷地面積は九十七平方メートルで狭い、こんな狭いところに区民施設つくるのも納得できない」
住民無視の区の姿勢に怒りと呆れの声が
などのやり取りがあり、住民は納得していないにもかかわらず区は基本計画の見直しは考えていないこと、今後実施設計で見直しがあれば個別にお知らせしたい、こういった説明会はもう行わないと区理事者がまとめて閉会となりました。参加している住民からは「同じことしか言わないのに呆れた」「余りにも酷すぎる」という、区の住民の意見を聞いてより良いものをつくろうとしない姿勢に大きな不信と呆れが残ったままでした。
日本共産党は、住民無視の区長の手法そのものの見直しを議会で訴えてきました。こんご、解体工事の説明会、実施計画の説明会を開かせ区民本意の計画に見直させることが大切と考えます。そのために全力をあげます。〆(08/05/07)
<<
戻る
区役所控え室 〒150-8010 渋谷区宇田川町1−1区役所5階
TEL03-3780-9384 FAX03-5458-4963
Copyright(c)2003,Haruki Mori
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。