評論・佐賀と太良

杉丸太の安さにびっくりした

2001年11月19日


 今、家の敷地の一部を丸太で囲む作業にかかっています。
 太良町森林組合の横に杉の丸太が山と積んであったので、分けてもらおうと組合事務所をたずねました。ちょうど、専務さんもいて「どうぞ、どうぞ」ということでした。
 軽トラックを借りてきて、丸太の山から直径12〜15センチぐらいの杉の丸太(長さ2m)を10本ほど積みこみました。専務さんがものさしで丸太の直径をはかり、全部の体積を計算して価格をだしてくれました。
 私は、材木の値段がいかに安いとはいえ、1本500円ぐらいはするだろうとおもっていました。
 木を植えてこの大きさになるには少なくとも20年くらいはかかっているでしょう、その間の植林や間伐、枝打ちなどの作業経費、伐採する経費、森林組合まで運んでくる経費を考えれば、それくらいはいるなと思ったのです。それに、ホームセンターで製材した角材や板を買いますが、その価格から考えればそれくらいはするかなとおもいました。
 ところが、計算してもらった金額は10本で合計1556円、これには「こんなに安いんですか」と思わず声を上げてしまいました。
 専務さんの話では、1リュ‐べあたり6,000円とのことでした。製品になった末端価格はあまりかわっていないのに、生産者価格は下がる一方だということでした。
 たしかに、「佐賀県林業統計要覧」によれば佐賀市場でのスギの山元価格は1リュ‐べあたり1990年で12,333円だったのに、1999年はわずか4,440円にさがっています。
 材木の生産者価格が低落して林業が経済的に合わなくなったということは承知していましたが、こんなに安かったのかということを今日は実感しました。
 専務さんに分けてもらったお礼をいい、多良岳材をふんだんに使った私の家をぜひ見に来てくださいと声をかけてかえりました。

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