コラム

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「ラ・ジャポネーズ」を鑑賞

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 世田谷美術館で開かれている‘ボストン美術館「華麗なるジャポニスム展」’に行ってきました。今月15日までということもあってか、大変な盛況でした。
 今回の一押しは、宣伝チラシやポスターに使われているモネの「ラ・ジャポネーズ」です。モデルはモネ夫人カミーユで、扇子を手に、赤い打ち掛けをまとって振り返っている絵です。背景に描かれているうちわにも浮世絵が描かれていて、まさにジャポネズリ(日本趣味)そのもの。モネをはじめ、ゴッホなど、19世紀後半の西洋の画家に、日本の浮世絵が強い影響を与えたことはよく知られていますが、モネの日本へのあこがれは相当なものだったようで、ジベルニーの自宅には日本庭園までつくっています。
 今回の公開にあたって、修復作業に1年もかかったとのこと。そのおかげで、本来の輝きを取り戻した「ラ・ジャポネーズ」。これからも観る人の人の心をとらえて離さないでしょう。

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