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11.2議会中継!��
借金ゼロ政策って何?
一般質問が三日間の日程を終えましたが、まずは自分の質問の内容から報告を。
私が本会議で指摘したのは、減税自治体構想は凍結されれば済む話ではないということ…その前提条件を準備した借金ゼロ政策による11年間の区民の被害を回復させなければ、解決したことにならないという指摘です。
借金ゼロ政策とは、まだ10年、20年と返済期間が残っているものも含めて、区の債務残高をゼロにするという財政運営上の方針で、実際この間にほとんどの債務が返済されてきました。
一見、いいことのように見えますが、これのどこに問題があるのか…
世代間の公平性
山田区政下当時、政策経営部長は「今抱えている借金というものを返していくというのは、みなさんどなたでも、家計でたとえれば当然のこと」などと私に答弁していました。これは区の債務と家庭の借金を同じものだと説明したものですが、実は区の債務にはやみくもに前倒し返済してはならないものが含まれているのです。
たとえば学校を建設したとき、その校舎は50年にわたってそのときそのときの区民が利用することになります。ですから、学校の建設費は建てたときの区民が全てを払わされることのないように、あえて起債して、いわばローンを組んで世代を超えて払っていくのです。これを世代間の公平性を確保するといいます。借金ゼロ政策ではそうした機能をもつ建設債も含めて、のべつ幕なしに返済してきたのですね。
11年間の区民がのちの世代の負担を余計に
あるいは学校の大規模改築などに際し、ほぼ一括で建設費を払ってきたのも借金ゼロ政策の一環でした。もちろん、一括で払わされる分、その年の区民は他に使う税金がなくなるわけです。こうして、この11年間の区民はそれまでの区政では考えられないような負担を背負わされてきたのです。
今回の予算編成方針にはこれまでの財政運営を改め、「公共性が高く世代間の負担の公平につながる施設である学校施設や体育館等については、地方債を発行」と書いてあります。
これはつまり、これまでの区財政は世代間の公平性を損なってきたと認めたのではないか、その分、抜本的な福祉拡充への予算傾注が必要ではないかと私は質問してきました。
区の答弁は…
質問後、二人の与党会派の議員から「ごもっとも」「言っていることはよくわかったた、いい質問だった」と声をかけてもらいました。田中区長になってから、私が主張してきた「世代間の公平性」という問題は、区長の予算編成方針にも取り上げられ、いよいよ現実の問題として顕在化したのです。
しかし、区の答弁はそう簡単には変わりません。
区の答弁は「地方債を発行しなかったことが、直ちに世代間の公平性を損なうものとは認識しておりません」と世代間の不公平があったことを認めませんでした。これでは決定的に不足していた保育、介護に大規模な予算傾注をせよという私の主張は通りません。
ただ、直後に「必要な施設整備は地方債の活用も視野に入れ、計画的に進めてまいります」と続けて答弁。…ん?ということはやっぱり、この間の財政運営は、必要な地方債の活用もせず、計画的に進められてこなかったということですよね…。こうした矛盾点なども指摘しつつ、今後の予算特別委員会が楽しみです。
(11.2.16)
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