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10.11議会中継!��

区施設修改築費「30年間で2800億」 
をどうみる?

 区発行の「施設白書」で、区施設修改築費が今後多額になると書かれ話題になっています。
 いまから40年くらい前を前後してつくられた建物がこれから10〜20年ほどにかけて一気に改築の時期を迎えます。その額がなんと2800億円!
 というとたしかに驚いてしまいますね。緊縮財政や施設の統廃合を取り沙汰する議論も出かねない事態です。

30年間に直せば

 しかし、よく考えてみると「30年間で」ですから、1年間になおせば100億円弱。これなら、一般会計1500億円になる区財政を破綻に追い込むような額ではありません。
 むしろ施設白書がこの額を「30年間で」と発表した狙いもそこにあります。施設白書では50年とされている施設の修改築時期を、耐震補強などによって65年まで伸ばすことができると指摘。そのため、大規模改築だけでなく、修繕という言葉も使われています。こうすれば、30年間にわたって緩やかな支出に抑えることができるとしたのです。

「浪費」でなく経済活性化という観点

 “とにかく区は出費を抑えろ”という単純な行革論を振りまく議員たちは、この支出を“浪費”とでも指摘しかねません。
 しかし、そもそもこうした施設は区民福祉を支えてきた施設であり、そのために私たちは税金を払ってきているのです。しかも、そうした区民サービスに直結する施設は、建設時も修改築時もその費用が大企業などでなく地域の土木業者に落ちるため、経済活性化にもつながっています。
 30年で2800億円という数字がここまで明確に試算されているのなら、区内建設業者などに「下請けは区内業者を使う」とか「区民を雇用する」など数値目標を立てて発注するといった“杉並区循環型経済構想”のようなものを打ち立てて臨めば、区民サービス向上と経済活性化・区独自の雇用増といった一石二鳥になりえるのではないでしょうか。

荻窪駅前開発!?

 しかし、この議会では気になる議論がいくつも出てきています。田中区長は駅前開発に伴って複合施設の建設などを口にしています。地域に便利な点在する区施設の統廃合を推進しかねません。
 駅前の巨大開発ともなれば、それこそ数百億を超える額となり、杉並公会堂同様、またもや大企業に多くのお金が流れてしまうことになるのです。
 田中区長は、荻窪が吉祥寺や中野に後れを取っていると言いますが、別に杉並区民としては駅前開発で先頭に立ってほしいなんて思っていません。みなさんはどう思われるでしょうか。
(10.12.16)
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