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10.11議会中継!��
多選自粛条例廃止案が上程される
さて、山田前区長の置き土産。多選自粛条例の廃止を田中区長が訴えているのは報告済みですが…
その具体的な廃止条例案が議会に早くも登場しました。
多選自粛条例とは
多選自粛条例とは、山田前区長が在任中につくった条例で、杉並区の区長は基本的に4期目の選挙には出馬しないようにするという条例です。多く当選すると利権やしがらみが出てきて、それによる政治の弊害は重大なので、多選を自粛させるというものでした。たしかに一般受けはしそうな条例です。最初は禁止条例にしようとしていましたが、法律上の判断から「自粛」条例となっていました。
多選を禁止すれば政治はよくなる?
一般受けはしそうですが、「多選」自体が悪政の一つの原因かのように敵視するのは、ハッキリ言ってまやかしの議論です。
日本政治の最大の問題は大企業など一握りの国民に富と権力が集められ、国民を食い物にするために政治が働いている実態です。そうした富や権力が働いて、一人の人間を多選させる力になっているということはあるでしょうが、多選をやめさせたからといって大企業の横暴がなくなるわけではなく、むしろ大企業の横暴への社会的批判をそらす効果をもってしまっている気がします。
たいして我々に影響があるわけでもないこの条例ですが、なんていうか、この条例を考えるたびに「そこじゃない」って感じにとらわれるのはそのためです。
選挙権抵触を理由に廃止
条例廃止を批判する議員も
田中区長はこの議会でハッキリと国民の選挙権、被選挙権に触れると指摘。こうした憲法にかなわない条例を存在させていることに問題があるため、早急に廃止条例を出したと訴えました。
公約にも掲げていなかったのになぜこのように早く廃止議論に持ち込むのかと突っかかった堀部議員には、“仮に二期目、三期目に廃止となれば、私自身が多選を目指していると思われてしまうから”とあけすけに語りました。
なかなか勇気のいること
私の感想としては、なかなか勇気のいる行動だなあと思いました。ハッキリ言ってパフォーマンス性の高い(一般受けしやすい)条例でしたから、これを廃止すれば選挙を前にして注目を浴びたい区議会議員や揚げ足取りのマスコミにたたかれかねない危険性がありました。“触らぬ神にたたりなし”としてもおかしくなかったと思います。なんといっても憲法問題を真正面から取りざたしての廃止条例提出は重要で、実際、日本国憲法を敵視していた山田前区長が、この条例の提出意図に憲法の切り崩しの意図を含めていた可能性もなきにしもあらずだったと思いますからね。
自公民はこの条例に賛成してきたわけですが、この議会での議論が注目されます。というか、ちょうどいま総務財政委員会でやっていますね。
(10.12.2)
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