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10.9議会中継!��
緑、生ネから期末手当廃止条例案
議会の最終日、「緑の未来」「生活者ネット」から議員提出議案が出てきました。
二会派から提出された議案は議員の期末手当=ボーナスを廃止するというものでした。
議員の報酬は高すぎる?
提出者によると、「杉並区の議員報酬は年間約1,000万円です。(議長はさらに1.5倍)そのうち期末手当は約311万円、議長は約477万円、副議長は約409万円が支出されています。廃止すれば合計1億5,000万円もの歳出を抑制できることになります」とのこと。
なるほど。議員なんて名前だけが偉そうで年収一千万円というのは高すぎるし、非常勤の公務員であるところの議員が高額の報酬を受けるのはそもそもおかしいとの訴え…そのようにきくと聞こえはとてもいいですね。
与党以外からも批判の声
しかしこの議案は提出者の意に反して、与党だけでなく野党の一人会派などからも批判を受けていました。
まず目立った質疑は、最初から実現性など考えていないパフォーマンス的な議案提出ではないかというもの。けしば議員からは“少なからずの場面でともに学習、共同してきた他の一人会派には何も言わずに提出したのはなぜか。反対した議員をつるしあげるだけの議会行為では?”と痛烈な質疑。自民党のこのときばかりのけしば議員への喝采は醜いものでしたが、緑や生ネの人にはたしかに痛烈な指摘だったと思います。
国民の権利という認識があるか
日本共産党区議団は別の角度から追及。というより、議員報酬の本質論から迫りました。
かつてこの国では、議員になるというのは一定の税金を納めないとできないことでした。選挙権も被選挙権も制限があったのです。納税額の規定がなくなった後も議員になるには他に仕事をしているなど収入の有るものだけが名乗りを上げることができていたのが実態です。そこで広く国民が選挙権を行使できるようにするため、報酬というものが定められました。
その認識が提出者にはないように見えました。これでは「相手側」の思うつぼではないでしょうか。
私も議会には出れなくなる
たしかに、他に仕事を持っていてそっちにばかり労力を注ぎ込んで、ろくに働かないような議員が高額の報酬を受けているというのは納得のいく状態ではありません。しかし、区民感情を単純に煽って報酬をむやみに削減すればそのときこそ、他に仕事を持っていてお金に余裕のある議員だけに議会が独占されることになるのです。
私だって一人で当選しているわけではありませんから、様々な経費の負担などのしかかっていて、とてもじゃありませんが一千万円なんて手にできているわけではありません。報酬を削りに削れば、それこそ結婚して子育てするのにアルバイトをせねばならなくなりますし、今でこそフルタイム以上に時間をかけている議員の仕事は、「非常勤」レベルの仕事にならざるをえなくなるのです。
ただし、今後の議論は必要
日本共産党区議団は以上のような理由のもとに期末手当を廃止する議員提出議案に反対しましたが、同時に議員報酬の在り方については今後議論する必要はあるということも指摘。単に区民感情をあおるのではなく、様々な角度からの区民に情報を提示し、報酬の在り方だけでなく議会の在り方についても議論し、そのなかでこそ適切な報酬の在り方が模索されるべきと提案したところです。
(10.11.9)
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