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10.7臨時議会中継!��
新教育委員の選任で紛糾!
新教育委員の選任問題での議論を報告します。
心の東京革命
新教育委員の田中奈那子氏の経歴のなかに「心の東京革命チーフアドバイザー」という肩書があったことで議論が勃発。心の東京革命といえば、子どもをめぐる社会問題の原因をすべて精神論に置き換えて、一方的に道徳、倫理として押し付ける石原都知事肝いりの社会教育運動体です。けしば議員などは「心の東京革命」に参加していたから反対とし、傍聴者からも“けしからん!”といった反応でした。
しかし、けしば議員は、田中氏が「チーフアドバイザー」としてどんな意見を出していたかは示せませんでした。それにたいして、田中氏の選任に賛成したすぐろ議員は賛成意見の中で、周囲の声として、石原都知事の偏向教育を手助けするような人物ではないといった情報を示していました。
日本共産党もそうした人物像を周囲の聞き取りから認識していました。
賛成した議員に区民が罵声
ところが傍聴に来ていた数名の区民は、すぐろ議員の賛成意見に「なんで賛成するの!」と怒声。党区議団にも「共産党まで賛成するの!?」と絶叫…いったいすぐろ議員の意見を聞いていたのか…残念です。心の東京革命に触れたからと言って、のべつまくなしに「反対反対」と叫ぶだけでは区民の負託に応えたことになりません。
即戦力よりも民意に耳を傾ける力
さらにはほりべ議員から多数の教科書を読む即戦力があるのかという指摘がありましたが、もともと一人で全教科書を読み判断することなどできません。専門家や現場教師が各教科書への意見を書いた調査報告書などをみて判断するのが賢明であり、それなら一定の常識人であれば職務を全うすることができます。
ちなみに今までの教育委員会ではそれができませんでした。専門家や現場教師から最も問題を指摘されているつくる会教科書を採択してしまったのです。
そういえばほりべ議員はなにか区長に挑戦的な口調が目立ちました。区長選挙に立候補した藤岡隆雄氏(創新党をやめたあとみんなの党の推薦)を一生懸命応援していたそうですが、そうした経緯からも反区長的な立場を示したかったのでしょうか。
教育委員解任を求める危険
けしば議員がさかんにつくる会教科書への田中区長の判断を求めていました。区長は“どの教科書がいいとか、どの教育委員がいいとか言うことは(教育行政の独立という観点から)区長としてするべきでない”と答弁していました。舌足らずとは感じますが賢明な答弁です。
さらにけしば議員は、つくる会教科書に賛成した大蔵雄之助氏や宮坂公夫氏を任期途中でも即刻解任すべきと発言しましたが、これは危ない発言です。逆にそれこそ私たちが批判してきた区長による教育行政への介入になってしまう危険性があるからです。歓声を送っていた区民をみていて正直残念な気持ちになりました。
なにか、のべつまくなしに反区長的な反応を示せば、傍聴者や一部の区民から評価を得られるとばかりのパフォーマンスには、問題があると指摘せざるを得ません。それを強く感じた臨時議会でした。
(10.8.3)
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