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10.2議会中継!��
「使いきり型予算の打破」とは?
減税自治体構想集中審議!!其の四
いろいろありますがこの記事は必見!山田区長の「使い切り型予算の打破」について述べます。
減税自治体構想を読み解く上でぜひとも読んでいただきたいのです。
「使い切り型予算」とは
減税自治体構想を語るとき区長はよく「使い切り型の予算を打破しなければならない」といいます。年末になると工事が増える現象は、一年ごとに予算を使い切ることになっているので起きると批判しているわけです。
しかし、実際は杉並区レベルでそうした無駄な「使い切り」がおこなわれていることなどほとんどなく、むしろ福祉を中心に毎年60億円から80億円をあまらせているのが問題となっているほどです。
その正体は予算単年度主義(
必見!
)
区長が批判する「使いきり型予算」の正体は「予算単年度主義」というものです。役人による使い切りはよくありませんが、この予算単年度主義はむしろ役人や政治家、財界の思惑からみなさんの税金を守る大事な制度なのです。簡単に言うと国民の味方になってくれる行財政の原則です。
日本は戦時中、予算「複数」年度主義でした。
つまり、予算を一年ごとに立てるのではなく、例えば二年期間で立てるのです。そうすると予算額は当然二倍になる。戦時中はこの予算複数年度主義によって、最初に莫大な戦争予算をとってあとの二年は残りのお金でやりくりするとしたわけです。
こうした反省から戦後の予算は、国民の生活を第一に単年度ごとに組み立てて、単年度ごとに議会がチェックするという制度になったのですね。
羽田や新幹線の拡張等と一緒に語られる
ですから予算単年度主義を壊そうとしているのは実は財界やそれに操られた政治家たちです。これまで予算単年度主義「打破」の議論は必ず、羽田空港の拡張だとか新幹線の路線拡大だとかと一緒に語られてきたわけです。役人の無駄を削るどころか、役人や財界に税金を明け渡すことにつながっちゃうのですね。山田区長の政治背景というものがこのことで本当によくわかるわけです。
たしかに予算の中には複数年度で考えた方が合理的な部分もありますが、それこそ慎重な議論を要するわけで、単なる「使いきり型予算」と敵視するのは区民を欺く行為です。
減税自治体構想の重要な狙いの一つ
生活者ネットの議員が“私も使いきり型予算については改めるべきと思う”といっていましたが、これはまんまと口車に乗せられた典型ですね。
減税自治体構想は「減税」が大きく取り上げられるわけですが、そんなのはこの構想の表層の部分であり、本当の狙いがどこにあるかを見極めなければなりません。
毎年150億円という枠を将来の予算にわたってはめてしまう減税自治体構想は、まさに予算単年度主義を打破する行為です。区民のための、一年ごとの丁寧な予算作りを打破する意味がこの構想にはあるのだということを議会で明らかにしたところです。
この数日間、毎日新聞や東京新聞で私の意見を取り上げてくれいるのですが、ぜひともこういう議論にも注目していただけるとありがたいですね。
(10.3.13)
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