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09.9 議会中継!��
区立地域図書館の全館民間委託問題
谷川俊太郎さんら区内文化人が存続運動に賛同!
先週の金曜日に第三回定例議会が閉会しています。が、議会中継はすこし続きます。
このHPでも取り上げてきた図書館の民間委託問題ですが、議会で議論が進んできています。
受託企業は書籍流通業者など
杉並で指定管理者制度に基づいて民間委託されている図書館はすでに二館ありますが、そこには書籍の流通業者も参入しています。
このような業者に全館民間委託されればどういうことになるか。たとえば危惧されているのは選書のあり方です。
現在は二つの指定管理者館も入れて週に一度の選書の担当者会議が開かれるなどして、選書の技術やあり方について質の維持が保たれていますが、全ての館が民間業者になったらどうなるのでしょうか。
都合のいい図書の購入、それでいて「売れないけど良質な図書」を選ぶ技能の低下など図書館の質の維持、発展にとって致命的な傷を負うことになるのではないでしょうか。
足立区でおきた委託図書館での事件
今年、図書館の民間委託にとって衝撃的な訴訟事件が足立区で起きました。民間委託された図書館で雇われた館長が解雇された事件ですが、この内容がすごいんです。
その業者が受託に際して区に約束したとおり、館長は小中学校での読み聞かせ事業など忠実に業務を履行しました。ところがそれら提案や決まりなどを忠実に履行しようとするとどうしても残業を余儀なくされることになりました。すると業者が“余計な仕事をするな”といわんばかりに館長を解雇した…というのが告訴の内容です。
私は議会でこの事件の内容を報告するとともに、結局、図書館民間委託による最大の利潤追求は人件費の削減ですからこういう事件が起きるということを指摘しました。
区内在住文化人らが立ち上がる
区は議会でも“まったく問題ない”の一点張りですが、こうした態度がさらに区民の不安を呼んでいます。
市民運動の方々は今突然できた団体ではなく、長く図書館発展のために区内で尽力されてきたボランティアの方達です。こうした運動は大きな共感が呼んでいます。
杉並区の図書館を守れ!の掛け声に多くの著名文化人が賛同人として名乗りを上げてくれています。
詩人の谷川俊太郎さん、作家で日本ペンクラブ会長の阿刀田高さん、池田香代子さん、野坂昭如さん、コラムニストの泉麻人さんなどなど多くの著名人が名を連ねて始めています。
区立幼稚園の運動から東宝クリーンサービス事件まであちこちで強い運動体が出来上がりつつあるようです。
(09.10.15)
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