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09.6議会中継!��
山田区長、
集団的自衛権行使
を主張
松尾ゆり議員の質問でいくつか面白いのがあったのでこれを記して議会中継の最後にします。
テーマは山田区長の政治姿勢について。
区議会で「政治姿勢を問う」というのは「政治観や社会観を問う」という意味をもつことになります。イラク戦争の是非についてとか、歴史認識について問うときとかに表題として使う表現です。ちょっとした議会用語ですね。
この松尾議員の質問で山田区長の驚くべき答弁(っていうのも飽きるぐらいとんでも発言が当たり前になってきていますが…)が返ってきました。
「ご指摘のとおりでございます」
といっても答弁自体は「ご指摘のとおりでございます」というだけでした。
さて、いったいなぜこの答弁が重大になるのか。
松尾議員は区長の出身である松下政経塾の政経研究所というシンクタンクでしょうか、そこが08年11月に出した「日米次世代プロジェクト」という報告書を取り上げました。
そこには東アジア共同体よりもアメリカを含んだアジア太平洋共同体が必要だと書かれています。中国の戦略にとりこまれないで、アメリカの下でこそ日本やアジアは安定した共同体ができるんだという論文で、結局アメリカ従属から逃れられないと自ら表明する卑屈な「次世代」構想が提起されています。
日本共産党もアメリカと完全に縁を切れとは言っておらず、むしろ対等平等の関係を築け(もっといえば日米友好条約を結べ)といっています。ただ、この報告書がそうした友好関係を結べというものでなく、単なるアメリカ従属をうたったものでしかないとわかるのが以下の部分です。
日本が世界の平和と安定に向け働く国となるために「当面の障害」を排除するとして、「集団的自衛権の行使を違憲とする現行政府解釈を改める」ことと、憲法の「第9条第2項を書き換えること」を明言している部分です。
集団的自衛権行使とは
さて、たまに聞く「集団的自衛権の行使」とは何か?
これはつまりですね、自分が攻められていなくても同盟国が攻められたら、一緒になってやり返すことです。
これはさらっときくと間違っていないことのようにも聞こえます。たしかにお隣の国、あるいは同盟国がとんでもない侵略を受けたとき、その侵略国家に対して一緒に反撃してあげるなんて一瞬美しく聞こえるんですが、これ実はとても恐ろしい狙いが隠されているんです。
例えばイラクです。イラク戦争にアメリカ軍がいって現地でイラクから攻撃をされたとします。そんな状況でも集団的自衛権だって主張すれば日本がアメリカと一緒にイラクを攻撃できちゃうんですね。
こうした状況の下に「国際貢献」をうたう団体が松下政経塾なんです。
結局、そういうことか
また憲法9条第2項とは、戦争放棄をうたった第1項にたいして、それを補完するために「軍隊や武器を持たない」とした条項です。昨今はこの第2項を邪魔者扱いする輩がたくさん増えていますが、この「次世代プロジェクト」が提言する集団的自衛権行使や憲法9条2項改悪の主張を区長も持っているのかという松尾議員の質問に山田区長は「ご指摘のとおりです」と答えたのです。
まあ山田区長は最近“世界でも優れた日本人の精神性”とか“思いやりの心を育てる”とかいろいろな観念的発言を繰り返しているのですが、結局行き着くところは“戦争できる国づくり”、そして“戦争しても文句の言わない国民づくり”なのでしょう。
(09.6.26)
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