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09.6議会中継!�β兇了�

プラハ演説の漸進性

 「漸進性」とは少しずつ前に進んでいる面ってことですね。
 さて、プラハ演説にはハッキリ言って弱点がいくつかあります。核廃絶は“自分が生きている間には無理”といってみたり、となりの核がなくなることが先決であるかのような余計なことをいってみたり…まあ、あとプラハ演説じゃありませんが、“イラク戦争はだめだけどアフガニスタン戦争は良い”と言ったときは多くの平和運動家を落胆させましたね。
 プラハ演説にもオバマ自身にもこういう弱点はあるわけです。

前進と捉えられる三点

 そんなアメリカやオバマなのにもかかわらず、もう後戻りできない重要な発言をおこなったことにこそ展望があるのです。
 なんといっても広島・長崎での核兵器使用が、人類的道義にかかわる問題であることを初めて表明し、その立場から核兵器廃絶にむけた責任について語ったことは重要です。
 そのために初めて核廃絶を国家目標に据えたことも重要。目標の持ち方に問題(百年計画だったり、他国の廃絶が先と言ってみたり…)が生じる可能性はあるものの、とにかく国家目標に掲げたのは重要な一歩です。
 そして国際社会に呼びかけたこと。これはもう後戻りできない流れを作り出しました。

弱点を指摘すればさらなる決議の意義

 もうちょっと突っ込みましょう。オバマ大統領は自分が生きている間は達成できないと言い放ちましたが、人類史上初めての経験であり、そのスピードの予測など測りようがないはずです。百年かける計画であるとすればそのときこそ問題であり即刻批判すべきですが、今回はまず国家目標においたという点に歓迎をすべきだと思うんです。
 個人的意見としては今回の決議…たしかにもっとプラハ演説の弱点を指摘し、要請文の面持ちをつよめたほうが素晴らしい決議になったと思いますが、自公民が入りますからさすがにそこまでのものは出せなかったでしょう。

三議員の姿勢について

 どうせオバマには期待できないからといってこうした行動に反対するのは、これまでどんな小さな前進も見逃さずコツコツとその成果を重ねてきた運動からするといただけません。
 プラハ演説はその前進面を抽出して、いまだに“核兵器は持っているだけで戦争が起きない平和の兵器だ”なんておもっている世界の人々に広げ、世界世論を喚起することに使うべきです。
 反対した三議員はもちろん核兵器廃絶に反対しているわけではありません。しかし、杉並の核廃絶運動がつくりだしてきた成果を省みず、プラハ演説にしても弱点だけを抽出しておいて、同じ核廃絶を訴える決議賛同者を非難するかのような行為はあまりにも無邪気すぎます。
 そういう行動が逆に核保有論者などに利用されることもあるのだということを知るべきです。

核廃絶に向けて

 まあしかし、前向きに見れば今回のちょっとした議会の紛糾でこの決議が注目を浴びてよかったかもしれませんね。核廃絶の声を呼び覚まし、この日本から世界中に広げてきた核廃絶の流れを不動のものとしましょう!
 今回の決議が松浦氏のような議員に釘をさすものであることは間違いなく、大きな武器となっています。さらに活かすべく街頭駅頭などで私もこの決議の意義を語って行きたいと思います。
(09.6.23)
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