<<
戻る
阿佐ヶ谷住宅建替え問題
3月27日にいよいよ初戦!��
シンポジウムでは専門家の方々から様々な建替え新案が提案されました。
これが非常に興味深かったですね。
この模型は現在の阿佐ヶ谷住宅です。
これにたいし、
この模型が今回の6階建てマンションの模型です。
そして以前その専門家の研究室で作ったのが…
これです。
基本的にこの研究室で作っているのは、現在の阿佐ヶ谷住宅にも存在する4階建てまでで作った場合の建替え案です。
でもですね、実は私、正直言うとあまりこの案は好きではありませんでした。
というのも前の記事で示した今ある中庭的な空間がなくなってしまうからなんですね。この写真だと上のほうとその少し左下にある空間です。
私はこの模型が示されたとき、その先生に言ったんですね。阿佐ヶ谷住宅で最も美しいのは中庭なんですと。
そして今回、出てきたのが…
これでした。ちゃんと中庭が残してあります。こういうみんなで共有する中庭的空間を「コモン」というらしく、ヨーロッパの街並みではよく見かける町のありかただそうです。
今回出てきた案はこれだけではありません。全部であらたに三案出てきました。この全ての案で中庭空間が確保されていました。
こんな案もありました。
反対側から写した写真ですが、中庭が確保されています。
一見中庭が囲われていて圧迫感を感じるように見えますが、下を歩いていると広場が建物の先にみえ、ヨーロッパなどでみられる街並みを連想させるつくりになっているそうです。私はキライじゃありませんね。
この全ての案で確かに建替えの負担が6階建てと比べて増えることになります(というより6階建てだと建替え費用は無し)。しかし、第一種低層住居専用地域という環境を破壊させないという立場に立ったとき、なおかつ一定の広場を残すという考え方からすれば重要な提案です。
また、さらに50年後の建替えのとき、その土地の価値が生まれるのはこの建て方だと、必ずしも今回の建替え計画に反対でない専門家の方もおっしゃっていたのが印象的でした。
<<
戻る
杉並区成田東4-5-14
TEL 3391-0977
Copyright(c)2004,AKIRA HARADA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。