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議会中継!�� 09一定 

山田区長の減税自治体構想

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 2010年度から始めたいと区長が答弁しました減税自治体構想。
 毎年一般会計予算の一割を積み立て、百年後に区民税をゼロにするという構想です。“ふざけたこといってるんじゃない!”と多くの人からいわれますが、区長は本気です。“区民の理解を得る”ために、最近では“災害が起きたときのために強大な財政のダムを作る”と主張の軸をシフトしてきています。

単年度主義を敵視

 区長は、単年度主義による予算の使いきりに問題があるとし、家庭の貯金のように、自治体も税金を貯めることが必要だといっています。
 しかし、安易に自治体を家庭と一緒にしてはいけません。
 なぜなら家庭で貯めたお金は将来ちゃんとその家庭で使われるわけですが、自治体がお金を貯めると、その税金は納めた区民とはまったく違う家庭に将来使われてしまうことになるからです。
 ですから税の使い方は基本的に単年度主義なのですね。基本的にその年税金を納めた区民が使う権利を有しているのです。
 よく単年度主義というと年末の駆け込み工事が問題にされて悪いことのように取られますがね。
 こんなことは自治体に携わっている人なら普通はわかるはず…。でも区長にはわからないのですね。なぜか。

「富は稼いだ人のもとに残す」

 区長は減税自治体構想について自民党から問われた際、「富は稼いだ人のもとに残す」との発言をしています。さらに“自分の金なら大事に使うが、人の金は無駄に使う”とも述べていました。
 どうも区長の頭の中には、税金をたいして払ってない者のために単年度主義で使うのはイヤだし、稼いだものがやる気を失う…といった思いがあるようなのです。

減税自治体構想の根底に流れる区長のゆがんだ社会観

 昨年の本会議でも「豊かなものから富を取り上げて貧しきものに配るだけでは、全体が豊かになることにはならない」と語っています。富める者ほどより税金を払う累進課税に問題意識があるのです。
 減税自治体構想にはこうした区長の独特の社会観が背景にあるのです。
 稼いでない者に使うぐらいなら、1兆円ぐらい貯めて資金運用したほうがよいといいたいのでしょうね。
 税金というのは国民全体で作り出した富を、その儲けに応じて徴収し再分配するという制度です。豊かな者から富を奪う行為ではなく、貧しき者から奪われていた富を取り戻させる行為です。
 山田区長は根本的に社会の成り立ちを理解していないといわざるを得ませんね。
(09.3.13)
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