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議会中継!�� 08.4定

 自民党議員と区長が温暖化懐疑論

 自民党の議員が地球温暖化の原因について二酸化炭素懐疑論を展開しました。
 ちょっと重要ですので長くなりますが書きます。
 同議員は丸山茂徳著の『「地球温暖化」論に騙されるな! 』をみて確信を得たようで、温暖化の周期説や太陽の活動要因、火山要因などをあげ、二酸化炭素が原因と決めつけていいのかと発言しました。

少数派の意見を多数派だと思い込んで…

 まあ、著書に『科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている』という本がある丸山氏。いったいどうやって調べたのか…およそ現状認識がおかしいということをまず指摘します。
 しかし、議会ですからね。あやしい温暖化懐疑本をもとに断言していいのか…。ハッキリ言って地球温暖化懐疑論は国内的にも国際的にもまちがいなく少数派です。

実は山田宏区長が発端

 でも同議員がそのような質問をしたことには経緯があります。以前の議会で区長が地球温暖化懐疑論を展開したのです。
 区長は、なんでもアラスカ大学で勉強したそうで、「CO2と地球の温暖化というものの相関関係については…(中略)…科学的根拠はまだない。それは世界のまともな学者であればだれもがそう言っている。しかし、IPCCというのは…(中略)…これは役人の集まりだ。」と展開したのです。
 このアラスカ大学国際北極圏研究センターの創設所長である赤祖父(あかそふ)俊一氏こそ、温暖化懐疑論の論者です。決してマジョリティとはいえません。マジョリティかどうかが物事の真偽の判定にはなりませんが、少なくとも「世界のまともな学者であればだれもがそう言っている」とまで言ったのは区長も口が滑りました。

IPCCは科学者がつくってます

 CO2が地球の温暖化の唯一の原因なんていう学者はたしかにいませんが「相関関係がない」なんてことを言う学者は極めて少数です…。IPCCというのは正確には「気候変動に関する政府間パネル」といい、たしかに国連やその他の国際的な機関が集まってその報告書を作っていますが、もちろん作成したのは多くの“専門の”科学者のみなさんで、そのデータの量は膨大かつ広範な分野に及んでいます。

他の要因についても検証済

 そこでは温室効果ガス以外の温暖化要因についても極めて厳密に検証されています。例えば今は寒冷期か温暖期かの検証をした上で、この50年間の昇温が自然現象か人為要因かを検証しています。それら様々な要因を総合した上で温室効果ガスによる影響が「過去50 年にわたって、観測された昇温の原因の大部分を占める可能性がかなり高い。」と結論付けているのです。
 これを役人の作ったものと言い放つところにおよそ環境問題に詳しい人物とはいえないということが明らかだと思いますね。

「自然にお任せするしかない」?

 まあ、ただ区長は“そうはいってもCO2削減、緑化、拡大生産者責任が大事”とも答弁しているのでまだいい。
 しかし自民党の議員は「私達人間の力でどうのこうのできる問題ではなく、自然におまかせするしかないのではないでしょうか」とか国際的なCO2削減の計画策定に関しても「世界の国や企業、地方自治体などにしても財政的にも大きな負担になるでしょう」と否定的見解を述べてしまっていますので、完全に温暖化懐疑論の害悪にハマってしまっています。
 こうなってくると最近の温暖化懐疑本の影響は見過ごせませんね。
(08.11.27)
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