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議会中継!��

幼稚園・保育園で漢字教育?

 昨日、一ヶ月に及ぶ“決算議会”が閉会しました。でも二、三日は「議会中継」が続くことになります。
 公明議員の質問で私も見落としていたビックリ「教育改革」が行なわれようとしていることが明らかになりました。やっぱりいろんな議員がいることは大事なことですね。

「すぎなみ五つ星プラン」にて

 「五つ星プラン」というのは、『杉並区実施計画』という杉並区の数年間にわたる行政計画を示した重要文書の愛称なんですが、この計画の改定案の中に「就学前教育の推進」として新たに漢字教育を子どもに行うと書かれているんです。
 さすがに唐突で、与党の公明党も“なんで漢字教育かとみんな思う”と指摘していました。

ちょっと気持ち悪い…

 “就学前に漢字教育”といえば有名なのは「石井式漢字教育」。“漢字の絵本”や“ひら仮名の前に漢字を”など興味深い教育実践を提唱されている石井勲氏によって作られました。山田区長の出た松下政経塾の講師もしていましたが、漢字教育を通して「全教育の基礎」を作り出すとしています。
 それ自体への評価はおいといて、
 ちょっと気になることが…。日本の伝統や文化は「世界に類例をみない」と民族主義丸出しの教科書記述を行なう「新しい歴史教科書をつくる会」。同会のHPでこの石井式漢字教育が紹介されたことがありますが、「漢字教育」なるものをとおして民族主義がまかりとおりそうな…なんというか靖国派の人達が英語の就学前教育に対抗して出してきているんじゃないかと感じちゃうんですね。

英語にせよ漢字にせよ
就学前教育については慎重に

 山田区長や松浦芳子議員など杉並には靖国派に属する政治家が数名います。この人達が突然盛り込んだものだとすれば気持ち悪いですよね。
 あと、私は漢字教育自体を否定するものではありませんが、ただ就学前教育には疑問があります。
 その幼稚園や保育園自体がやり始めるならまだしも上から押し付けられて職員体制が不十分なまま踏み切ったり、保育が横に置かれたりすることがあれば子どもは情緒を育てるどころか逆に非社会的な性質を身につけてしまうかもしれません。

逆に人格形成の破壊にならないように

 いま入学式から暴れる子どもが増えているのは、幼児期に複雑な問題をはらむ家庭が増えているとともに、保育園や幼稚園でそんな家庭の子にかける職員の手間が予算削減の中ではぶかれているためです。以前ならこんなにいなかったいわゆる“問題児”が、保育士や教師を痛めつけることでその子の問題性を緩和する指導ができなくなり、顕在化するようになってしまったといえます。就学前教育を強引に押し付け、さらなる人格形成の破壊を生まないように…気をつけてください。
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