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議会中継!��
山田区長、「河野談話」を否定!
区長が決算特別委員会での質問に「河野談話に問題がある」と発言しました。
「河野談話」とは当時官房長官であった河野洋平氏が指示し、政府が責任を持って調査した結果、従軍慰安婦が存在し、慰安婦募集の多くの事例に軍による甘言・強制があったことを認めたいわゆる“政府の正式見解”です。前文は以下に(
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html
)
区長はこれに問題があると表明したのです。
何の資料を出すのかと思ったら…
審議中、区長はおもむろに資料を出してきました。なにやら従軍慰安婦問題での軍関与を否定する資料を出すのかと思ったんです。しかし、まったく違いました。逆に軍関与があったことを証明する資料を出してきたんです。
それは、私が先の委員会で質問に使ったのと同じものでした。そこには日本軍が軍慰安所を作るから慰安婦を集めろという指示が書かれてあったのです。
語るに落ちる山田区長
じゃあ、なぜ区長はこんな資料を出したのか?
実はこの文書は大陸に慰安所を設けるためのものなのですが、“軍の名をかたって暗躍する悪徳業者を排除すべく慰安所への軍の管理を強めた”ともとれる文書だからなのです。
しかしね、語るに落ちるとはこのことだと思うんですよね。
区長が米下院に出した抗議文には
「存在したのは、軍人相手に金を儲けようとする売春組織と売春婦のみであった。」
と書いてあります。
一切、軍は慰安所設置には関りはないという文章です。“売春に軍が関わったことはない”と当時の軍を美化した文面について区長自らが軍の関与を明示した形です。
この資料で性奴隷は否定できない
しかし、たしかにこの資料は“軍は逆に慰安所をめぐる犯罪を取り締まろうとしていた”という論調を(部分を抜き取ることで)作れちゃう資料でもあります。だからしっかりと指摘しておきます。
この資料は1938年、「内地」(日本本土)の慰安婦募集を行なったものですが、それは朝鮮・中国での性犯罪が横行していたことによるものです。日本軍による強姦や、軍を対象としていた慰安業者の甘言・詐欺による性犯罪が横行していたことによって激しい対日感情を生んでいたため、今後は軍が管理するとした資料です。
ですから“軍は性奴隷に関わってなどいない”とは言えない資料なのです。
1940年代には軍の倫理も崩壊する
だいたい区長が示したこの資料は1938年のものです。このときは不法業者を非難していますが、その後1940年代には拡大し悪化する戦線の下、日本軍による強制連行、性奴隷の証言も多数記録されています。
そこら辺の右翼が持ち出す粗末な論理を議会の場でこれ見よがしに披露する…山田区長の不見識には開いた口がふさがりません。
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