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議会中継!��:区長の教育介入に教育長がクギ

  「廃止論に組するものではありません」

 決特最終日、最後の質問に私が立ちましたが、驚きの答弁が引き出されました。

雑誌『ガバナンス』に表れた区長の本音

 区長は昨年2月、雑誌「ガバナンス」にその本音を明らかにしています。
 学校選択制をベースに学力テストの実施・公表などを行うことで学校間競争をさらに進め、最終的には公立校をすべて私立のようにすることが「一番の成功だ」と語りました。
 教育の場合、競争を激化させれば個性を発揮するどころか画一的な基準に縛られどんぐりの背比べ(見当違いな競争)を始めるんです。子ども一人一人の基礎学力の定着よりも学校のアピール度ばかりに目が向いたりとか…。
 新しい施策の数々だと思ってるんでしょうが、今までの政府がやってきたことと同じことをしているのがわかってないんです。

「教育委員会廃止論」とは?

 そうした「一番の成功」を実現するために区長が主張しているのが「教育委員会廃止論」です。
 教育委員会は「納税者の意思が反映されにくい」として敵視し、区長が直接教育を動かせる体制を作り出そうと言い出しているのです。“選挙で受かった私の意見は納税者の意思だ”っておこがましいことをいっているわけです。もう「実質的に首長の支配下にある」とさえ言い放っています。なにかにつけ怖いことをいう人です。
 教育を不当な支配から守り、試されずみの普遍的教育を施す役割を持っているのが教育委員会です。これを廃し、「納税者の意思」だと言って直接、区長が教育を「支配」する体制を築く…「教育委員会廃止論」です。

井出教育長が区長にクギを刺す

 師範館の記事を見ていただいた方はわかると思いますが、こんな区長に教育を支配されたくないですよね。
 私は決特委員会でこの教育委員会廃止論について、前教育長の電撃辞職を受け後任となったばかりの井出教育長に聞いてみました。
 すると教育長は「廃止論については組するものではありません」と答弁したんです! 前職の東京都教育長のとき、日の丸君が代強制通達を出した張本人ですからね。当然同調するかごまかすかと思っていた私は不覚にも面食らってしまい最後の締めができなくなってしまうほど驚きました。
 こういうのをみても、やっぱり教育委員会の独立性って大事だなあって思いますし、区長が言うほどに「実質的に支配下にある」というわけにはいかないんだなあと思いました。
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