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逆に基礎学力向上の阻害へ

各種テストの傾向と対策に追われて…

 体力テストってのもあります。これもまた結果が公表されます。
 学力テストも体力テストも結果を受けて傾向と対策みたいなのを区教育委員会に提出しなければなりません。そこでまた教師の労力が奪われるわけです。楽しい授業づくりもこうした「雑務」で奪われるのです。
 こうした対策の徹底が現場に押し付けられれば20分休みでさえ、体力向上のための体育的指導がなされる可能性もあります。こんなことになれば子どもがますます学校を窮屈なところと感じることにならないか。

性格診断テストも?

 なかには性格診断テストみたいなのも登場しました。
 80項目ほどの質問に答えると、その子の学習スタイルだとか学習の得手、不得手がわかるというものらしいんですが…。
 子どものタイプを「梅・桃・桜・李(すもも)」にわけて、さらに学習スタイルをデジタル派かアナログ派かにわけて結果とするものです。
 いろいろその子の学習にまつわる結果を出すんですが、半分占いみたいでこんなことを教育現場でおこなってていいのか?と率直に思いました。
 これを行った学校は数校ありますが、ある学校の校長はこれで子どもの全部がわかるわけではないとしつつも、“指導の一参考にさせていただく”とありました。
 「あなたのお子さんは梅系デジタルです」
みたいに結果が出されます。父母や現場からは水面下で不満が出ているようですがそりゃそうです。自分の子どもを教育現場において、こんなもので診断されたくはありません。
 区長の“個性豊かな学校づくり”とはいったいどう成功しているのでしょうか。目立てばいいのでしょうか。選択自由制で子どもが集まれば“いい学校”なんでしょうか。
 自民・公明・民主などは“改革が進んだ”かのように賞賛していますが…。
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