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国民保護法について区と懇談��
イラク派兵反対団体が天然痘テロ?
こんな見出しをつけると驚かしちゃうかもしれませんが、まさにこの見出しのままに区が民間団体とテロ対策“図上訓練”をしていたことがわかりました。
1月31日の「国民保護条例を考えよう!杉並連絡会」(以後「連絡会」)メンバーと区の懇談で明らかにされたものです。
他国からの侵略はないだろうと政府自身が言っているなか、あえて想定される有事とは何か?今回はその答えを探るのに大変参考になる驚きの事実を明らかにします。
どんな「有事」が想定されるの?
連絡会はまず区にたいし「着上陸侵攻など、ほとんど起こる可能性のないことまで想定して危機をあおることは認められない」と指摘。すると区は“杉並区にどのような事態が想定されるか、これから検討する”という回答を行いました。
まだ、区としても具体的な危機を想定していないのです。
昨年10月の「図上訓練」の中身
昨年10月に区は民間の研究機関「危機管理シュミレーション研究会」と合同で「図上訓練」なるテロ対策の訓練を行っていました。
区における有事の想定はまだやっていないという区ですが、そこで連絡会は“図上訓練が昨年の10月に行われたが、そのときの「有事」はなんだったのか”と聞きました。
その答が驚きなんです。
「あくまで、シナリオ上の話ですよ」とことわった上で危機管理室長の口から出てきたのは「イラクの派兵に反対する団体が……たしか…」…。
なんと図上訓練のシナリオの中身は他国からの侵略やアルカイダなど国際テロ組織のテロではなく、国内の犯罪団体によるものと想定しているのです。
“天然痘の可能性が最も高い”らしい…
この訓練のシナリオは何かの集会で天然痘がまかれたというものだそうです。「なぜ天然痘なのか」の問いに区は“「危機管理シュミレーション研究会」が天然痘が使われる可能性が最も高い”と指導したとのこと。
さて、“イラク派兵団体が起こすテロの可能性が最も高いよ”ということも指導したのでしょうか。
“攻めるときのための法律”の正体がよりハッキリと
アメリカの戦争に日本が協力するときに発動されることが極めて可能性として高い国民保護法。
今回の図上訓練のシナリオも如実にそのことを物語っています。
もしも実際にその事態に陥ればアメリカへの戦争加担に反対する大きな運動が起こることは確実です。そうした社会情勢を利用して過激派集団が天然痘とは言わないまでも過激な行動に出ることはたしかに考えられます。
つまり、国民保護法の有事想定は、アメリカへの戦争加担と同時に起こる反戦運動やその際の過激派の行動を想定するものになっていくのではないのか。もちろん国民にはその実態を隠したまま…。
“攻めるときのための法律”の正体が明らかになってきたのではないでしょうか。次回は「危機管理シュミレーション研究会」の正体について報告します。
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