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三井グラウンドのクラブハウスを保存せよ!!

都市環境委員会がありました��
 本日(1/17)、都市環境委員会がありました。三井グラウンド関連の陳情審議から始まり、耐震偽造問題、水害対策など重要な報告が続きました。

三井グラウンドにあるクラブハウス

 高井戸は浜田山駅近くの三井上高井戸運動場、通称「三井グラウンド」が廃止されるという計画が進む中、地域住民の運動も盛り上がりをみせています。
 その三井グラウンドの西端、中央から南よりのところにクラブハウスというものがあります。実はこのクラブハウス、ただのクラブハウスではありません。三井グラウンド廃止に伴って解体の危機にあるこの建築物は、1936年という戦前の時代に著名な建築家である久米権九郎によって設計されました。
 グラウンドを海に見立て、そこに浮かぶ船を形づくったフォルムはまさしくモダン・ムーブメント=モダニズム建築そのもの。日本モダニズム建築の初期作品として優れた評価をうける建築物なのです。

なんと日本建築家協会が保存を区長に要望

 そう評価しているのはもちろん私ではなく、専門家のみなさんです。杉並の文化財的建築物の保存に努める団体のみなさんからはじまり、なんと全国会員数3万6千人を誇る日本建築家協会やモダニズム建築の記録保存を世界レベルで提起する「DOCOMOMO」(Documenntation & Conservation of buildinng,sitesウンタラカンタラModern Movement かな?)という国際組織の日本支部も保存を求めています。
 つまり、著名な建築家の作品で、今でも色あせない芸術性と後の建築に影響を与えた歴史性が多くの方から認められている建築物なのです。

文化財としての価値を区も認識

 本日の議題の一は、こうしたクラブハウスやその景観を保存してほしいという陳情の審議でした。
 私は質問でこのクラブハウスの価値を区は認識しているかとの質問を行いました。区は「認識している」との答弁。ついで、保存に向けた努力を重ねているとの表明でした。各地には開発行為によって失われようとした文化財的価値のある建築物を自治体が保存に努力した例がいくつもあります。また、開発者の社会的貢献を求め、その費用を負担してもらうという事例もありました。私はその点についても質問。区は「そうしたことも考えられる」と答弁しました。

方々で住民との摩擦も

 ただ、費用の問題など保存に向けて前向きな姿勢とはいえない答弁は終始繰り返されていました。
 ニュースを見ていてもどこかの病院のレンガの壁が壊されることに住民と業者に激しい対立が生まれたり、ちょっと前には天皇の奥さんの実家が取り壊されることに住民から反発が出ていたってのもありました。ああした争いは自治体への不信感や、歴史的建造物が次々と失われていく日本のまちづくりの貧しさを助長します。
 今回のクラブハウスはまさに日本建築家協会お墨付きの一級品。専門家や住民の声を無視するようなことがあれば、区の価値を失うことになりかねません。
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杉並区成田東4-5-14
TEL 3391-0977

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