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学童クラブNPO化問題��
答弁不能におちいる区

失政にたいする総括もなく推進

 今回の発表に早くも父母や関係者から怒りの声が上がっています。
 その最大の原因が、委託失敗という痛苦の経験について総括した文章が何も出ていないという実態です。委託失敗について箇条書き程度に“原因”を書き連ねたものはありますが、そのどれもがやみくもな財政削減の問題点を指摘していないのです。父母や関係者からは細やかな経過に至るまで詳細な総括文を求める声が上がっています。「とくに」として提出を要望されているのが、委託に際し採用された職員が辞退を申し出た経緯です。そこからは「委託による財政削減と質の向上」という区の美辞麗句と予算削減に苦しむ現場の実態との明らかな乖離が見て取れます。
 しっかりとした保育の質の維持(ましてや「向上」など)はやみくもな予算削減の中で行うことは決してできないことがわかったのがこの間の流れです。

ことごとく約束を守らない区

 区は委託失敗後、あらたな委託に向けて「杉並区学童クラブ運営委託検討会」を発足。しかしこの間関わってきた和泉北や新泉の父母を会のメンバーに入れず、一般区民から公募するのみでした。父母を検討会に入れてほしいという要望にたいし区は「意見交換会」なるものを検討会の会期中に開き、父母の意見も取り入れていくと公言していました。また、検討会の公募にもれた父母に対し、保護者の方には「通知文」をだして検討会の内容をお伝えする旨、区長名で手紙を送っていました。
 ところが「意見交換会」は一切開かれず、通知文も一通も出されず検討会は終了。その後出てきた検討会「提言書」は現在の学童クラブ運営を「高コストで硬直的」と一方的に攻撃し、民間委託しかないと迫るものでした。全国各地で起きている学童保育の予算削減によっておきた事件や事故については触れていません。

答弁不能に陥る区

 私は、総括文の不提出、区による父母との約束の不履行、「提言書」のいい加減さについて追及。区はすべての質問にまともに答えられませんでした。
 「総括分の提出」については紙一枚でも十分足りるような数行の文章で“すでに総括してある”とし、「意見交換会」については“様々な過程で”と濁し、「通知文」については認識が違うと答弁。「約束をやぶったことをどう考えているのか」という質問にもそれらを繰り返すのみでまさに答弁不能に陥っていました。区長の無謀な委託方針に担当課長や部長も説明がつかなくなっている様子がみてとれます。
 しかし、答弁不能で終わらせるわけにはいきません。担当課長、担当部長のレベルでは限界が見えてきたこの問題。区長の決断が迫られています。
 (説明会の日程がでています。詳しくはこのHPの「お知らせ」で。)
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