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松戸市教育長 齋 藤 功 様
政府・文部科学省は今年の四月二十四日、「学力の向上のため」として、小学六年と中学三年の約二三〇万人を対象に国語と算数、数学の二教科で全国一斉学力テスト(全国学力・学習状況調査)を実施しました。
「全国学力テスト」は、学校や子どもたちの競争を激しくして、「序列化」や過度の競争教育にいっそうの拍車をかけるものとなります。多くの専門家からは、全国学力テストによって学力が向上するどころか子どもたちが傷つき、学ぶ喜びが奪われてしまうことになる懸念や「勝ち組」「負け組」にふるいわける教育が地方に押しつけられる問題などが指摘されています。
実施された全国学力テストの結果について文部科学省は、子どもと学校の序列化を図るものだとして世論の批判を浴びたため、国全体の状況発表にとどめるとの方針を明らかにしました。そして、八月二三日都道府県教委などに、「全国学力・学習状況の調査結果の取り扱いについて」と題する通知を送り、個々の市町村名、学校名を明らかにした公表は行わないよう求めています。さらに、テスト結果を情報公開として請求されても「不開示情報」として取り扱うよう定めています。
しかし、昨年六月に決めた実施要領では、市町村教委が市町村の公立学校全体の結果を公表することや、学校が自校の結果を公表することは「それぞれの判断に任せる」としています。このように、テスト結果の公表を学校ごとの判断にゆだねられているとすれば、学校ごとの結果が公表され、それを集計することで学校のランキング付けが可能になってしまうなど、子どもと学校の序列化と個人情報の保護の面からもたいへん重大なことです。
党市議団は、学校間の序列化や過度の競争をあおることにつながる学力テストの結果について、教育委員会が公表することのないよう求めるものです。その上、各学校に対しても左記項目の指導を徹底するよう強く申し入れるものです。
記
一、個々の学校名がわかる「学力テスト」の結果は公表しないこと。
二、各学校長に対し、個々の氏名や順位がわかるような公表をしないよう指導すること。
以上
二〇〇七年 九月七日
日本共産党松戸市議団
同
同
同
同伊藤 余一郎
中村 多賀子
宇津野 史行
高橋 妙子
高木 健