日本共産党の議会報告

市民の福祉に冷たいのはなぜ

オール与党 こんな市政でよいのでしょうか

 「ところバス」でようやく着いて楽しみにしていた老人憩いの家の入浴時間はたったの2時間。 近隣の入間市や狭山市では5時間は入れるのに、どうしてでしょうか。

「緊急電話」は順番待ち

 一人暮しのお年寄りが増えているのに、いざというときの「緊急通報システム」は民間リースのため順番待ち状態です。

特養ホーム、保育園は入れない

 特別養護老人ホームの入所希望者は1000人、保育園入所待ちの人数は360人。 施設の増設計画があっても、とても解消できるものとはなっていません。
 介護保険料は余っているのに値上げをするなど、国の言いなりとしか思えません。


一方では地元も反対している
旧町再開発に182億の税金が

これ以上のノッポビルはごめん!

 中心市街地再開発整備区域(約24ヘクタール)には4棟の超高層ビルが建設され、その後も相次いでいます。
 市は当該区域がすべて超高層ビル方式で立ちあがれば、投入される公費は市だけでも182億円と試算しています。

公共工事の落札率も異常な高さ

 平成14年度の市の建設工事入札結果(水道部含む)は、ほとんどが95%以上の落札率であり、「談合で決められているのではないか」との声があがっています。
 落札価格の上限である入札予定価格に近い価格で落札するケースが圧倒的。日弁連は「日本は談合が蔓延している」と指摘しており、所沢市も調査が求められます。

税金の使い道を変えればすぐに実現できます

財政豊かな所沢市
財政健全度ランキング 29位
住み良さランキング 563位
(出典 東洋経済「都市データパック」2001年版 全国671市中)

(市議団「議会報告」2004年2月号2面から)