一年ぶりの基地対策協議会

 コロナ禍で文書回答での基地対策協議会では会長は商工会議所選出の内田勉氏、副会長は農業委員選出の池田稔氏、議会代表からは平井明美議員、市代表として中村俊明副市長が選出されています。
 一年ぶりの基地対策協議会で、内田会長は「東西連絡道路返還まで30年も40年もかかり、基地対策協議会は開かなくてもいいと思っていた。基地の所在をもっと広く市民に知らせるために協議会委員も短期間で変えたほうがいいのでは」などが会長挨拶でした。
 議題は基地対策協議会のパンフレットの改訂と今後の予算の説明でした。 

困難乗り越え
 東西連絡道路返還へ

 平井議員は質疑の後、内田会長の冒頭発言に次のようなコメントをしました。
 「基地返還は協議会の粘り強い運動の中で今日に至っている。東西連絡道路の返還で国から多額の市負担を求められた時があり、返還される際に地方自治体が負担した事例はないと指摘、当時の当麻市長も負担は少ない方がいいと国へ意見書をあげて軽減させた。
 基地の南側にソーラパネル付き駐車場設置検討の情報を協議会に提供し、廃止に追い込んだ。
 最近では横田基地の道路の付け替え工事中の汚染土壌を基地内の南側に盛り土にすることも問題視してきた。 基地対策協議会があったからこそ、基地返還にあたっての様々な問題を協議し、国へ要望書も送り返還にこぎつけた。委員の皆さんも長い年月を経て基地返還の知識を身につけてきた経緯がある。」
 また基地の周知についは全市民へのパンフの配布などでPRする必要性を発言し、長い蓄積で基地に関心をもった経験や基地返還の経過を伝えました。
 今後の基地返還運動については、盛り土がある南側はアンテナが少いことや未利用地として、引き続き南側の返還を求める事を確認して閉会しました。

議会報告会

11月17日(水)午後7時〜
11月20日(土)午後1時30分〜
市役所3階全員協議会室
申し込み先着15人
第3回(9月)定例会の審議内容、議員との意見交換など
下記の方法で議会事務局に事前 申込みを(用紙は市議会ホームページからダウンロード)

〇メール
 a9256@city.tokorozawa.lg.jp
〇FAX 04-2998-9222

お知らせ

〇埼玉県後期高齢者
   医療広域連合議会
 11月11日(木)
 午後1時30分〜
 さいたま商工会議所 会館2階
 *城下議員が質疑・
 一般質問を行います
〇男女共同参画審議会
 11月12日(金)
 午後2時〜
 男女共同参画推進セ ンターふらっと
 男女共同参画推進事 業報告・推進事業他

〇自治基本条例
    推進委員会
 11月16日(火)
 午後6時〜午後8時
 市役所6階604会議室
 市民参加の状況・
 住民投票条例の概要、 その他

城下のり子の議会報告

写真

 気が付けば周りの景色が秋色模様に。
 季節の移り変わりを余裕を持って実感している人がどれくらいいるのだろうか。
 日々の生活に追われ、ほっと一息できる時間が取れない現状を変えていくのは、私たち一人ひとりの取り組み。
 声を上げ始めた女性・若者たちの悩みや願いに寄り添い、自分らしく生きられる社会の実現に向けての取り組みは始まった。 
 未来への通過点では紆余曲折もある。私は決してあきらめない。

医療機関への支援を

 医療現場からは「午前8時半から午後1時ま、水も飲めない忙しさ」「医療スタッフは疲労困憊で、既に看護師の退職が相次いでいる」など、悲鳴の声があがっています。 
 また、「陽性患者病床を確保しても保健所からは入院依頼がない」など、医療機関も保健所との連携が取れない実態も浮き彫りになりました。市として現状把握と支援をおこなうよう質問しました。
 市長は「医師会とも引き続き強固に連携したい」と回答しましたが、保健所設置については否定的な対応です。今議会は、複数の議員からも保健所設置を求める質問が相次いでおり、議会でも世論が広がっています。

ジェンダー平等の視点を

 ジェンダー平等では、所沢市パートナーシップ制度導入について質問しました。
 経営企画部長は「当事者の声も反映させて制定に向け取り組む」と答弁。前向きな回答を引き出しました。
 また、女性の貧困では、生理用品の無償配布について取り上げ、すでに男女共同参画センターでも配布が実現しています。
 小中学校トイレへの設置について質問しました。
 教育長は「必要な生徒に届くよう方策を検討したい」と回答しました。

コロナによる学生の実態把握と支援を

 自粛生活が長期化しその影響は若者にも及び「コロナ禍でアルバイトが無くなった」など日々の食費も切り詰めて生活する学生の実態が全国に広がっています。学生や若者への支援を求めました。
 子ども未来部長は「大学等とも連携しSNSも活用して支援に努める」と回答しました。

医療的ケア児・者への支援拡大を

 医療的ケア児と保護者とともに、支援の拡充に取り組み、子どもたちの教育を受ける権利の保障を求めてきました。こうした声が国を動かし6月には「医療的ケア児支援法」が制定されました。更なる支援について質問。
 医療的ケア児受け入れ施設の拡大(保護者付き添い無し)と、小中学校に登下校時の支援を検討するという回答をそれぞれ引き出しました。大きな前進です。

カドカワとの防災協定を

 地域住民が災害時に身近な場所に避難できるよう、(株)カドカワとの防災協定を結ぶよう取り上げました。
 市も協議に向けて連携したいと回答しました。
 カルチャーパーク入り口付近の安全対策については、公園内に遊具設置の予定もあり交通量の増加が想定されます。
 近隣住民への説明や歩行者の安全確保のためにも、信号機を設置するよう求めました。

無料法律生活相談会

11月27日 (土)

午前9:00〜11:00
 中央公民館1階学習室1号
小林善亮 弁護士
担当:城下議員
090‐8450-4360

*どんなことでもご相談ください
主催 日本共産党所沢市議団