保健所設置署名7、877筆  オリ・パラ中止等で緊急申し入れ

 5月19日、所沢市議団と市委員会メンバーや柳下礼子県議と一緒にコロナ対策と保健所設置署名約3,000筆(累計7,877筆)を添えて緊急の申入れを行いました。

申し入れ概要

写真@東京オリンピック・パラリンピック開催について、朝日新聞の報道では80%を超える国民が中止や再延期を求めておりコロナ禍での開催は中止するよう国に求めること。
Aまた一連の市の推進事業の見直し、特にオリ・パラ大会への子ども達の招待は控えること。
B3月29日の申し入れで児童・生徒・学生への生理用品の公共施設での無償提供や相談体制の検討。
C市内医療機関では医療従事者へのワクチン接種が進まず、接種に従事する医師・看護師やワクチンを希釈する薬剤師の確保にも苦慮している。
 医療従事者の確保についても市が人的支援や財政的支援をおこなう事。
D第4波の感染拡大で、医療機関では受診控えにより病院経営難が深刻化しており、損失補填を国に求めることや市独自の財政的支援を行う事。
イラストEコロナ禍による失業・倒産で収入減の市民には、国の雇用調整助成金や家賃給付金、居住確保給付金、生活福祉資金の特例貸付など再度給付する事。
F高齢者へのワクチン接種券が配布されているが、予約手段の一つコールセンターは『ナビダイヤル』では22.5秒で10円もかかるので無料にし、まちづくりセンターでの予約支援周知の徹底をなど7項目。
 対応した中村副市長は「オリンピック中止については国の問題であり国は民意を汲み取って判断するものと思う。
 また医療関係者や飲食店など困難な状況については国の対応を待つだけでなく市も検討したい。ワクチン接種予約のフリーダイヤルは無料を検討したい。また、予約の周知は、まちづくりセンターでの予約支援を回覧板で徹底し、民生委員にも協力してもらう。
 生理用品は、子どもと福祉の未来館内の社会福祉協議会で配布する」など前向きな答弁もありました。
 大岩教育長は「オリ・パラについてはめったにないことなので子ども達も参加させたい。市職員やボランティアを募り感染対策や迷子など充分気をつけたい」等と回答。
「生理用品は小・中学校保健室に下着と一緒に常備し、養護教諭にも充分伝える」などの回答を得ることができました。

無料法律生活相談会

6月19日(土)

午前9:30〜11:30
中央公民館1階
学習室1号
小林亮淳 弁護士
担当:矢作議員
090-2475-7136
*どんなことでもご相談ください
主催 日本共産党所沢市議団

区画整理どうなる多額の清算金

写真 5月13日(木)に市議団主催で「区画整理と清算金」についての学習会が開催されました。
 NPO法人区画整理・再開発対策全国連絡会議の遠藤哲人事務局長を講師として、土地区画整理事業の仕組みや、清算金の金額換算の基準などについて学習しました。
 また、全国的に起きている清算金をめぐる問題についての情報も共有しました。
 区画整理事業は、それぞれの宅地を削り減歩(げんぶ)して道路や保留地(事業費用確保のための土地)を確保します。
 狭い宅地などの場合は、土地を出さずに工事が終る頃(工事既成年)に金額換算のもとになる点数で清算金という名目で計算し、地権者がお金を払うことになります。
 こうした清算金のもととなる点数はすでに計画段階で示されていますが、地権者には知らされていません。
しかもこの点数については変えてはならないのが原則です。

約1300万円の法外な清算金
入間市の事例

 入間市下藤沢では、1980年代に始まった区画整理事業が2020年に終了しています。地権者に対する清算金が確定し、人によっては800万円また1300万円もの清算金の徴収でびっくりしたという事例が全国的にもマスコミ等で報道されています。
 市施工の事業に協力したものの30年を経て年金暮らしの高齢者へ高額の清算金の徴収がくることに波紋が広がっています。
 所沢市では市施工の「狭山ヶ丘土地区画整理事業」「所沢駅西口土地区画整理事業」などが実施されています。
 区画整理事業は地権者の財産権に関わる問題でもあり、地権者や市民へ情報提供や説明が詳細に行われていないということが最大の問題として残りました。

フラワーデモ
  男性も参加

写真 5月11日午後6時から所沢駅東口で3回目のフラワーデモが開かれ14名が参加しました。SNS等で開催を知り仕事帰りに参加した方を含め、男性が3名参加でした。
 サイレントスタンディングデモで「#ME TOO」「#WITHYOU」等のプラカードやお花を手に参加していました。
 駅利用者や、通行する方がたが注目していました。
 男子高校生の数人が「何をしているんですか?」と声をかけてきました。
 その際、生理の貧困のプラカードを見てひとりの生徒が「僕は生理用品は税金で購入し、学校のトイレに置くべきだと思う」と語ってくれました。
 若い世代はフラワーデモに関心を持っています。

*フラワーデモとは
 2019年に始まった花を身につけて性暴力被害に抗議する社会運動。毎月11日に全国で行われています。