12月議会 国保税賦課限度額の引き上げ 児童クラブ指定管理者選定など

イラスト 12月議会が、11月30日から12月21日までの日程で始まりました。
 一般会計補正予算案は、
35億6905万円になります。
 液晶ディスプレイほかの取得等は、ギガスクール構想に伴い小・中学校のICT環境を整備するものです。 
 市立山口中学校既存擁壁改修は、地中障害物が発見されたため、土留め工事の工法が変更されます。
 人事院の国家公務員期末手当の引き下げ勧告に基づき、任期付職員・一般職員・会計年度任用職員手当を今年12月分から0、05月分引き下げ案が提案されました。議員分の手当削減は、議員提出議案とします。

指定管理者の更新

 所沢駅東口市民ギャラリー、児童クラブ(18施設)、元町地下駐車場等の選考結果の承認。
 条例関係は(仮称)第2一般廃棄物最終処分場(南永井)設計及び建設事業者 選定委員会条例の制定。
 国民健康保険税条例の一部改正は、賦課限度額の合計を96万円から99万円に引上げます。
 水道事業は、水道管の整備事業の施工時期の平準化や第一浄水場(宮本町)耐震補強工事の工期延長等 下水道事業は、富岡・柳瀬地区の下水道管渠敷設事業があります。

保健所復活してと署名約五千筆

写真  所沢市委員会は、市民に保健所設置を訴え、9月議会以降約5千筆の署名を集めてきました。 11月19日、市委員長の柳下県議や平井・矢作議員、市委員会の皆さんと署名を提出しました。
 柳下県議は「所沢市を含む5市を管轄する狭山保健所では、保健師などの労働時間が過労死ラインを超えている」と現状を訴えました。
 平井議員は「署名をお願いすると、断る市民がいない。わずか2ヶ月で約5千筆の署名はかつてないこと。市民の要求の切実さを実感した、今後も引き続き集めていきたい」と決意を語りました。対応した中村副市長は「コロナ対策は市民の命の問題であり、しっかり取り組みたい」
 その上で「保健所設置を求める声が様々なところから上がっているが、検証しながら考える必要がある。単独より県直轄の方が良い」などと述べました。  柳下県議は「県直轄で復活させるべきと市長にも求めて欲しい」と重ねて要求しました。

消防臨時議会開かれる

 埼玉西部消防組合議会臨時会が11月12日開かれ、矢作議員が出席。
 職員の不祥事の責任を重く受け止め、管理者・副管理者報酬12万円を今年度のみ半分に削減する議案が提案されました。矢作議員は、元局長のセクハラをどう総括したのか質疑。藤本管理者は「(不祥事に関して)誠に残念で遺憾であります。任命権者としての責任を痛感し、提案させていただいた」などと答弁。今後の取り組みは「埼玉西部消防組合ハラスメント防止対策委員会設置要綱を定め、ハラスメント行為の再発防止、職場環境の改善等に関して調査・審議を進めている」と局長の答弁でした。
 この他、人勧による職員の手当削減の議案も可決されました。

2020年12月議会日程

  曜日 開会時刻 議 事 の 内 容
11月30日 10時 提案理由の説明・議案説明
議案116号〜124号質疑・討論・採決
12月1日 10時 決算特別委員長報告・質疑・討論・採決
常任委員長報告(特定事件)・質疑
3日 10時 議案質疑・委員会付託
4日 9時
13時半
四常任委員会並行審査・予算常任委員会
8日 9時 一般質問(松本・大石・浅野・亀山・杉田・青木)
9日 9時 一般質問(矢作・秋田・川辺・石原・越阪部・入沢)
10日 10時 一般質問(城下・天野・長岡・谷口・佐野)
11日 10時 一般質問(平井・荻野・島田・石本・小林
14日 9時 常任委員会審査(予備日)
18日 10時 常任委員長報告・質疑
21日 10時 討論・採決

一質問質問項目(予定)

平井 明美 日米安保と基地返還・コロナ感染防止とPCR検査について・保健所設置・ゴミ減量と西部クリーンセンターの休炉・保育園の民間委託について
城下のり子 ひとり親家庭への支援・後期高齢者医療の負担軽減・第2一般廃棄物最終処分場について・DV被害者支援・柳瀬方面の公共交通・米軍通信基地土砂問題・くぬぎ山保全
小林すみ子 中学校部活動のあり方と指導、小・中学校サポート職員不足の解消・
空き家対策・消防指令業務の広域化・障害者の日常生活用具の充実
矢作いづみ 予算編成に向けて・コロナ禍の地域経済活性化ほか・ひきこもりへの支援・基地周辺の航空機騒音対策・私道の舗装について

 

無料法律生活相談会

12月19日 (土)

午前9:30〜11:30
中央公民館
第7学習室(3階)
小林亮淳 弁護士
担当:小林議員
090−9974−6267

主催 日本共産党所沢市議団