台風9号 1時間あたり降水量史上一位

平和まつりを楽しむ皆さん
平和まつりを楽しむ皆さん

 10月14日開催の総務経済常任委員会(党から荒川委員)では、危機管理課から台風9号による市内の9月30日現在の被害状況について報告を受けました。
 報告では、8月22日の一日降水量が208mm(観測史上第3位)、最大1時間当たり降水
量が76.5mm(同史上1位)でした。
 人的・建物被害では、軽傷者1人、全壊1棟、半壊3棟、一部損壊8棟、床上浸水121棟、床下浸水481棟です。
 その他には家屋の傾斜、河川氾濫、護岸崩壊等の箇所、土砂崩れ等、下水道、農作物、避難者受入れ、公共施設の被害状況、道路冠水通行止め、鉄道不通の項目でまとめられています。
 委員会では、東川の二層式河川の氾濫について、詳細な経過報告と原因究明のため、県都市整備部にたいし、11月2日か21日のいずれかの日に出席されるよう参考人招致の手続きを承認しました。

国保税限度額
県内一位89万円

 10月13日(木)国民健康保険運営協議会が開かれ、城下市議が傍聴しました。
 8月に市長から、国民健康保険税賦課限度額(最高限度額)を現在の81万円から89万円に改定する諮問が出され、答申に向けた協議がおこなわれました。
 市は値上げの理由として、安定した保険運営をするための財源確保を上げています。
 提出された資料では、埼玉県内で限度額89万円は12町1村であり、市では85万円が最高となっています。今回の値上げにより2530世帯が影響を受けるとしており、諮問から答申までわずか2回の審議のみで12月議会に提案されますが、これにより、国民健康保険税の最高限度額が埼玉県内で一番高い市となります。

クールジャパンフォレスト構想
(カドカワ・サクラタウン)
学習会

 所沢市の旧浄化センター跡地に、市はクールジャパン構想の拠点として「ところざわサクラタウン」建設などを(株)カドカワとともに進めようとしています。ご一緒に学びましょう。
11月4日(金)
午後2時より
中央公民館・2階音楽室

主催:日本共産党所沢市議団

 

無料法律相談会

10月22日(土)(要予約)

9時半〜11時半
中央公民館1階学習室3号

小林亮淳弁護士

※ 事前にご予約ください
担当 議員 小林
090−9974−6267

 

小林すみ子の議会報告

写真

 10月16日も大阪近鉄で視覚障害者の方が駅ホームから転落し亡くなりました。視覚障害者団体はずっと鉄道駅にホーム柵設置の運動をしてきました▽7月に新所沢駅でも知り合いの方がホームから転落しましたが、助けを求めることはできませんでした。▽ホーム柵設置基準は1日の乗降客が10万人以上としています▽事故防止のため、国は鉄道会社任せにせず、駅員配置やホーム柵に対し国の補助金制度をつくるよう、意見を上げることを求めました。 

台風9号所沢に被害

 8月の台風9号では多くの被害の中、柳瀬川流域では荒幡地域の家屋の倒壊、対岸の住宅の床上浸水、マンション敷地の護岸の崩壊がありました。更に久米地域は、山王橋下流の通称「ゆうれい橋」流域「勢揃橋」流域、と松ヶ丘調整池北東側地域で、床上浸水などの大きな被害になりました。
 柳瀬川の護岸対策を求めました。部長からは、川越県土整備事務所に確認したところ、今後、調査を行う旨の回答があった答弁がありました。
【被災者支援を】
 昨年鬼怒川決壊で大きな被害があった常総市や福知山市・鹿沼市では被災住宅復旧支援事業に補助金等を交付しています。所沢市独自の支援策を求めました。部長は、国の動向や県内市町村の意向等を注視するとの答弁に留まりました。
【避難所に障害児者の要求に合う場所の確保を】
 受け入れ可能な教室等の検討を進めるようお願いしているとの答弁がありました。

お達者倶楽部助成金
来年度から見直しか

イラスト 高齢者の健康維持・閉じこもり予防を目的に市の施設以外の集会所等でボランティアの方達で運営するお達者倶楽部。
 会食する際、食料費の支出を認めていたのに、来年度から認めない方針です。食料費は必要経費の一部として存続させることを求めました。
 部長は、軽度者の介護保険事業が来年度から新総合事業移行に伴い、助成金も全体的に見直す必要があるとの考えを示しました。

学校関係予算の充実を

 市内小中学校での消耗品費等が不足し、校長会からも増額要望が出ています。部長は、予算の確保に最大限努力すると答弁しました。
 また、修学旅行等で児童生徒の引率教員の拝観料・入館料の自己負担をなくすよう求めました。
 部長は、実態の把握に務め、研究課題とするなどと答弁しました。

障害児者の保護を

 7月に相模原の知的障害者施設で、入所者45人が殺傷されるという残虐な事件がありました。
 市内障害者施設の保護対策等と、新聞で市内障害児施設虐待の疑い報道について取り上げました。
 保護対策は、防犯センサーライト設置や研修の実施、自動通報システムの導入等予定で、市の施設での虐待は、確認ができてないとしました。

子どもと福祉の未来館
来年1月から

○一般公開1月15日(日)
 12月中予に予定の内覧会に地元自治会を招待するとのことで、夏祭りは地元町会と連携して実施する意向です。また、旧施設と同様敷地内での朝のラジオ体操の使用も可能です。
 施設の貸出は、団体登録を基本に活動内容等相談をうけ丁寧な対応を心がける姿勢を示しました。
 障害者の運動から生まれた施設です。視覚障害者から要望の点字作業に使用できるプリンターや音声録音の複製機も用意されます。障害者の方達の体操に体育指導員の配置はなく、市は障害の有無にかかわらず一緒にできるユニバーサルスポーツの普及・紹介等事業の意向を示しています。