議会報告会 議員定数やエアコン、メガソーラーなど意見続出

写真 5月18日(新所沢まちづくりセンター)と24日(小手指公民館分館)の両日市議会主催の議会報告会が開催されました。両会場で約140人の市民が参加、党議員団からは18日は平井・矢作議員、24日は小林議員が報告者として参加しました。 市民からは、次期選挙から議員定数が36人から33人に削減された問題で「賛成した議員一人ひとりからその理由をききたい」という質問がでました。

 また狭山ヶ丘中学校のエアコン問題では、「(エアコンを入れない)市長の考えが通っている状況だが、議会としてどのように進めるのか」「エアコン設置に反対している議員の意見を聞きたい」などの質問がありました。さらに、メガソーラーについて「エコタウン構想をこれから市民参加でつくる矢先に突然これだけが突出している感がある。10億円かけて財政的にもメリットはない。議会はどのような議論をしたのか」「計画とは別に突出させるのは、他の問題でもでてくるのではないか」など、厳しい意見が相次ぎました。

旧所沢浄化センター跡地売却など

6月議会 議案11件提案

 東所沢和田3丁目の旧所沢浄化センター(3万7382平方メートル)を売却する関連議案が6月議会に提案されます。

 産業系を中心とする土地利用を前提に売却するとして、売却先は公募による利用計画の提案を受けて決定することにしています。

 市財務部は平成25年4月9日、政策会議に跡地利用に関する要望について報告、4月23日の市有地等取得利用検討委員会に諮った上、5月7日の政策会議で決定しました。

 売却理由は、残存施設の除却費用が10億円余となり、その費用捻出が非常に困難なこと、このままでも年間1千万円を超える維持管理費用を支出し続けなければならないなど売却の理由を上げています。

 また、除去費用を売却先に負担させることを条件とすることにより、市が整備費用を負担することなく有効活用が可能となること。立地条件も良いことから、除却費用の負担分を取引価格に反映させても売却利益が期待できるとしています。

 市は売却によって固定資産税の収入と雇用の場の創出、定住人口増による住民税の増収が期待できる等としています。

 以前には周辺自治会から公民館分館等の陳情が寄せられていることから、唐突な提案は住民に波紋を呼ぶことになります。

2013年6月議会日程

月 日 曜日 開会時刻 議 事 内 容
6月 4日 10時 常任委員長報告(特定事件)・質疑
提案理由の説明・議案説明
6日 10時 議 案 質 疑
7日 9時 四常任委員会並行審査
11日 9時 一般質問(植竹・石井・脇・西沢・末吉・松崎)
12日 9時 一般質問(越阪部・福原・石本・浅野・秋田・矢作
13日 9時 一般質問(小林・中村・大舘・杉田・谷口・亀山)
14日 10時 一般質問(荒川・松本・平井・荻野・島田)
17日 10時 一般質問(赤川・青木・近藤・桑畠・入沢)
18日 9時 常任委員会審査(予備日)
24日 10時 常任委員長報告・質疑
25日 10時 討論・採決

図書館運営

   市民の思い

 5月11日(土)シセイマナビサロン(市民主催)で図書館問題の話し合いがあり、小林市議が出席しました。

 3月に所沢図書館ビジョンが策定されたことから、「現状分析が不充分」「プランとビジョンは違う、プランをつくらなければビジョンは空文化する」「利用者と一緒になった図書館運営を」等、熱心な議論がありました。

 昨年度から分館全てが指定管理者制度の株式会社運営になったことについては、「情報公開で分館毎の委託料・歳出の内訳を求めたが拒否され、財政が不透明になった」民間委託を認める方からも「検証が必要」との意見がでました。

無料法律相談会

6月29日(土)

午前9時30分〜11時半
中央公民館1F

必ずご予約を
担当・平井 明美
090‐6019‐2014
主催:日本共産党所沢市議団

横田基地騒音訴訟から学ぶ

「狭山ヶ丘中学校エアコン問題」

ー防衛省予算を返上した市長の行政感覚を問うー

6月9日(日)午後2時30分〜4時30分

小手指公民館分館音楽ホール 参加費:無料

講師:小林善亮弁護士(小林和恵法律事務所)

主催:所沢市の教育環境を考える会
代表 持丸邦子(2924−5608)