西武鉄道 5路線存続・維持 所沢市長に申し入れ

 4月8日、党市議団と柳下礼子市委員長は西武秩父線・国分寺線など5路線の存続・維持を求める要望書を所沢市長に提出しました。

写真 平井団長は、日本共産党としては4月2日に塩川衆議院議員や柳下れい子県議と国交省に申し入れを行った際、都市鉄道政策課長補佐から「市民に声を上げてもらって欲しい」など市民的な世論を喚起する旨の発言があったことなどを紹介しました。

 対応した大館副市長は「自治会や町内会など関係機関に呼びかけ署名など行うことにし、署名については所沢市のホーム・ページからも取り出すことができるようにする」と回答しました。とりわけ、国分寺線は中央線へ乗り換える唯一の交通機関であり学校や通勤している市民が多いことからも廃止されると困るという声が広がっていることを強調しました。また西武ライオンズの売却について副市長は「西武球団は当市のシンボル・ブランドでもあり、球団が当市から居なくなることは影響が大きい」と答え、球団が売却されると所沢市にとっても厳しい」などとして、要望署名にはライオンズ存続も求めていくことにしています。

会議のお知らせ

所沢市保育園等運営審議会

4月15日(月)午前10時から

「今後の認可保育園のあり方」について

市役所3階第6委員会室

議会報告会

●5月18日(土)午後2時 新所沢公民館
  (平井矢作・青木・近藤・亀山・荻野・末吉・松崎・越阪部議員)

●5月24日(金)午後7時 小手指公民館分館
  (小林・岡田・久保田・福原・植竹・中村・島田・谷口・入沢議員)

主催:所沢市議会

無料法律相談会

4月20日(土)

午後1時30分〜4時
中央公民館2F第5号

遺産相続・近隣トラブル・労働相談等
小林弁護士・石山氏(元民事書記官)
必ずご予約を
担当・小林議員
090‐9974‐6267
主催:日本共産党所沢市議団

城下のり子の議会報告

 新年度がスタートしわが家では、長女が高校3年生に次女が小学6年生になり新学期の準備など慌ただしい毎日です。何かと出費の重なるこの時期、食品や公共料金の値上げは市民生活にも大きな負担です。

 市長は施政方針で「昨年度は市民に負担をお願いした年」と述べ、市民への影響や実態把握また対応策が必要ではとの私の質問に「あれかこれかの覚悟が必要」などと答弁。地方自治体の本旨である「地域住民の福祉の向上」の視点はどこへ。

 こうした市政を市民本位にするために新年度もみなさんとともに取り組みます。

斎場の整備と周辺バリアフリーを

 市斎場は建設から26年目、高齢化のなかで利用件数も増加しています。所沢市公共施設マネジメントでは斎場の建て替えを含む方針は示されていません。市としての方針を持つことや周辺道路を含むバリアフリー対策について質問しました。市民部長は「整備方針は今後検討される。バリアフリーについては現場を確認し、検討できるものは実施したい」と答弁。また、斎場待合室(和室)の椅子の配置については「車いす等の対応を研究する」等と答弁しました。

児童生徒への食物アレルギーの対応を

 昨年、調布市での学校給食による児童の死亡事故は、食物アレルギー児を抱える親にとっては「明日は我が身」の思いです。 現場におけるチェック体制の強化を質問。学校教育部長は「単独調理校では、統一した対応表の使用、給食センター校では新たにチェックカードを作成し実施」、子ども未来部長は「現場との連携強化と職員の加配を実施」と答弁しました。

 また、市主催の食物アレルギー学習会に市内の民間保育園や幼稚園の保護者・教職員の参加も実施するよう求めました。学校教育部長・子ども未来部長ともに「多くの方が参加できるよう検討する」と前向きな答弁でした。

 さらに食物アレルギーの症状は、その日の体調により食後の運動で重く発症することもあります。学校における給食後の体育授業への配慮や代替え食品の拡大の検討について質問。

 学校教育部長は「体育授業については、十分な個別の配慮を行う」「給食センター校での牛乳の代替え品として、お茶を新年度よりモデル校で実施する」と答弁しました。

市民医療センターで切れ目のない医療を

 医療費抑制政策の一環として導入された、長期入院患者への診療報酬の引き下げは入院から3ヶ月を目途に転院を迫られる厳しい現実があります。きれ目のない医療サービスに向け、転院先が見つからない医療弱者を救済できるよう地域連携室が中心とした医療体制を求めました。

 医療センター事務部長は「地域連携室を中心に地域包括センターとも連携し対応したい」と前向きな答弁をしました。また、癌患者が増加のなか在宅医療支援として、ターミナルケア(訪問緩和ケアも含めた)の実施を提案。部長は「専門スタッフが必要。短期入院等で対応したい」と答弁しています。