基地東西連絡道路 防衛省とヒヤリング

 11月16日塩川衆議院議員と米軍通信基地東西連絡道路の問題について防衛省とヒヤリングを行いました。米国側から出された資料では、アンテナ5基が撤去され、その内4基は更新、送信局舎と倉庫の8割は横田基地へ移設され2割が当市に残る。電気ケーブルの付け替えや基地の南北をつなぐ地下管路の整備などです。
 ヒヤリングの中では次のようなやりとりがありました。 問「資料に提示された米合衆国政府の基準に合ったテロ対策基準の配置や構造とは」答「これは従来通りの基準である」問「返還までの手続き」答「時間がかかる」問「返還後の使用権について」答「米国側の所有するものは米国に」問「格子タワーの機能について」答「防災機能に変化する」などです。
 また塩川議員は基地内のアンテナの機能変化についても説明を求めました。
 防衛省側からは「通称LPアンテナはRLPアンテナという名称で指向性タイプの機能がある。また通称ディスコーンアンテナは「HTOタイプ」「LTOタイプ」があり、いずれも全方向性の機能があるなどの答弁でした。今後、議会や基地対策協議会で米軍通信基地の機能については、詳細に調査するよう求めて行くつもりです。東西連絡道路返還までの道のりはまだ6割程度であり、時間がかかる見通しです。

土壌汚染・除染を申し入れ

写真 市内の市民団体が行った調査で、高濃度の放射性物質のセシウムとストロンチウムが検出されたとの情報が寄せられました。党市議団は、環境クリーン部長に事実の確認や早急な除染対策を求める申し入れを行いました。環境クリーン部長は、「ストロンチウムは内部被ばくが心配される。市は400ヶ所の大気測定を予定、土壌調査については今後検討する」と答えました。

TPPを考える学習会

12月17日(土)午後2時〜

生涯学習推進センター
(多目的室)04−2991−0303

講師:小倉正行氏(農業市場学会会員)

主催  日本共産党市議団

2011年12月議会日程

月 日 曜日 開会時刻 議 事 の 内 容
11月29日 10時 議案説明、(先議議案)質疑・討論・採決
30日 10時 決算特別委員長報告・質疑・討論・採決
常任委員長報告・議案質疑
12月2日 10時 議案質疑
5日 9時 四常任委員会並行審査
7日 9時 一般質問(石本・吉村・久保田・島田・矢作・西沢)
8日 10時 一般質問(植竹・越坂部・大舘・杉田・末吉)
9日 10時 一般質問(荒川・松崎・秋田・谷口・岡田)
12日 10時 一般質問(赤川・小林・入沢・桑畠・脇)
13日 10時 一般質問(荻野・城下・亀山・福原・平井
14日 9時 常任委員会審査(予備日)
20日 10時 委員長報告・質疑
21日 10時 討論・採決

消防広域化の「組合規約」を提案

 これまで5市(所沢・狭山・入間・飯能・日高)で進められてきた「消防広域化」は、この12月議会に提案が予定されています。
 内容は、「西部消防組合規約」で、広域消防の組合と議会の設立などが中心です。
 5市の市議会でそれぞれ可決された後に発足される運びとなります。
 関係市はこれまで、議会に対し正式な議会機関ではなく、「全員協議会」での経過説明をしていますが、議会として消防広域化の是非を巡る議論はほとんど行われていません。
 まして市民への説明会は形だけ6回実施されましたが、参加者は117名とわずかです。
 12月議会では、なぜ今「広域化」なのかなどの深い議論が求められています。また当事者の消防職員や消防団などの十分な意見聴取なども必要です。

保育料の値上げも

 保育料の改定については、当麻前市長時代の市保育問題運営審議会で値上げの答申が出されています。藤本新市長の態度が注目されてきましたが、今議会に値上げする条例を提案する予定です。
 藤本市長の態度表明に、議会からの厳しい追及が求められます。