9月議会はじまる 市民のくらし守る議会に 保育園の「民間委託」をやめさせ、国保税引き下げを


機構改革で子ども支援部の創設

イラスト 九月議会には、前年度の決算認定が提案されます。審査は九月議会が閉会してからですが、審議の内容は来年度予算に反映されるため、日本共産党は全力で取り組みます。九月議会に提案された議案は一七件ありますが、市長のマニフェストの目玉でもある「子ども支援部」の創設があり、市長部局や教育委員会など複数の子ども関連事業を一本化するものです。一方、当麻市長は公立保育園の民間委託を推し進めようとしており、不安を抱いた保護者は「説明会」に四五〇人も詰めかけました。子どもの保育環境に関わる不安の解消こそ、組織再編の前にすべきことではないでしょうか。

高すぎる国保税引き下げて

 市議団は後期高齢者医療制度と国民健康保険税の大幅値上げ問題で、すでに七二〇〇件もの苦情や抗議の電話が殺到していることもあり、一般質問でも市長の政治姿勢を追及します。さらに来年度見直しの介護保険制度についても利用が減っている実態や背景などを指摘し、減免制度の充実など求めてまいります。

廃プラ燃やさずゴミ減量を

 地球温暖化防止に逆行する東部クリーンセンターでの廃プラスチック焼却については、独自の条例を作って温暖化防止に努める川越市との比較をしながら「脱焼却・脱埋め立て」を目指してまいります。その他、小学校や中学校の熱中症対策や原油高騰のあおりを受ける社会福祉法人送迎車燃料の支援策、日東地区の「マルベニ」マンション建設問題、小手指駅北口の西武鉄道による超高層マンション階高の引き下げなど市民生活を守る立場からの質問を六人が力を合わせてがんばります。

議会の傍聴にぜひお越し下さい

(「市議会報告」2008年9月7日)