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議員だより
大沢えみ子
憲法記念日に
5月3日は憲法記念日です。

今、安部首相がさかんに「96条改訂」を叫んでいますが、国の最高法規である憲法の改正は、慎重に行われなければならない、との立場から、改憲論者の方々からも反論の声が上がっています。

そもそも憲法とは、時の政府が国民を無視して勝手な行為ができないよう、施政者を縛るものです。本当に改正が必要なら、きちんと国民の大多数(3分の2)が納得するように説明し、手続きを踏むべきです。

安部さんたちが本当に変えたいのは9条でしょう。
北朝鮮や中国に対抗するため、と言いますが、ちょっと冷静に考えてほしい。
北朝鮮から本当にミサイルが日本に飛んできたら、パック3で撃ち落としたって、周辺地域に被害が出ることは目に見えてます。そんな事態にしないようにする事が政治の役目、外交力なんじゃないですか?

仮に、戦力をもつことになった場合、それは、私たち国民が自衛隊のみなさんに、人を殺めることを、手を汚すことを、委託することになりかねない。私は、自分の子どもたちを戦場に送りたくないし、自衛隊員のみなさんにもそんなことをしてほしくはない。

今読んでいる本に、「自衛隊は9条のもとに、武力によらない国際貢献を行ってきた。ある意味で、先進的な取り組みをしてきたと言える」とのくだりがあります。そして、「自衛隊が、本当に国民を守る組織になるのに、自衛隊法の改正も憲法の改正もいらない」とも。

憲法は難しいことじゃなく、私達の生活そのものです。自由に自分の意見を言えること、一人ひとりが大切にされて生きる権利を持っていること、人を殺してはいけないこと。どれも当たり前のこと。それができていないことが問題。

いろんな人に、ちょっとだけ憲法について考えてみてほしいです。
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