「防衛大綱」の勉強会
講師の平山氏を囲んで
平和委員会主催の「防衛大綱学習会」に参加してきました。
すごく難しいんですけどね（＾＾；講師の平山さんがポイントをわかりやすく説明してくださいました。
今回の「防衛大綱」の大きなポイントは、民主党政権になって初めての防衛大綱ということ。普天間問題や日米関係など、民主党、とくに菅さんになってからの防衛戦略がどのようなものかという点で注目されたわけですが…
中身は自民党政権時代を踏襲というか、さらに拡大する内容に！
「日本の自衛隊は専守防衛」と言いながら、アジアの平和、ひいては世界の平和に貢献するために、「積極的な支援」を行う。つまり、どんどん海外へ出かけていくということ。いつのまにそんな解釈になったの？？？
今世界は大きな戦争が起こるような状態ではない（各地で起きている多くは国の争いではなく民族紛争）、というか、起こったら最後、とんでもない事態になるのは各国ともわかっているので、平和的な解決の道を少しづつ模索しています。軍事同盟も、いま世界にはわずか４つしかないそうですよ。
戦争はもちろん、民族の紛争も、武力での解決はあとあと禍根を残すことになるのは歴史が証明しています。だからこそつらくても、どんなにつらくても、どこかの時点で、話し合いによる解決を選ばざるを得ないのではないでしょうか。
…個人的には自衛隊の災害復旧支援能力は素直にすごいと思う。隊員の多くは「国を守りたい」との思いから志す方が多いと聞く。願わくば、武力の行使ではなく、世界から人的にも技術でも信頼され、救いとされる、そんな任務の在り方であってほしい。
